F1 アメリカGP 予選:ドライバーコメント
2012 FORMULA 1 UNITED STATES GRAND PRIX
1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「グリッドのクリーンな側のポールからスタートできることになって良かった。週末の展開に合わせて多くのことを引き出すために最初ののセッションからクルマの感覚を掴むことが重要だった。結果には満足しているし、明日を楽しみにしている。クルマの感覚は素晴らしい。チャンピオンシップに関しては、自分たちのことに集中して、最高の結果を出していく必要がある。他のドライバーがどこにいるかを気にしてもどうにもならない。それが僕たちが集中しなければならないことだ。今日は自分たちの仕事をすることができたけど、まだ誰もポイントを取ってはいない」
2位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「今週末はほぼ限界を越えてプッシュするつもりでここに来た。そのアプローチは予選でうまくいったように思う。全てを出すことができた。2連続で速いラップをした。2周目に“バンカー”を挟んだけど、失うものは何もなかったし、ほぼ限界まで攻めた。本当にギリギリだったけど、クルマはうまくそれに対処していたと思う。最終コーナーのエントリーでちょっとタイムを稼げたけど、立ち上がりでそれを失ってしまった。その最後コーナーを除けば、全てのコーナーを完璧に走れたと思う。明日に目を向ければ、ターン1はとてもワイドだし、ドライバーにとってポジソションを得るチャンスも失うチャンスもある。僕のグリッドの側はオフラインなのでちょっと汚れているので、内側のドライバーがスタートで少なくともポジションを維持するチャンスが得られるように、当局がトラックのその側を綺麗にしてくれることを願っている」
3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「僕たち全員がグリッドの左側と右側のグリップの差をちょっと心配していた。P3後に何度かスタート練習ができたのは重要だったし、少し均一になったと思う。予選中はフィールドが落ち着かなかったけど、タイヤにトリッキーな場所だし、それが今日のテーマだった。3番手に満足している。明日の戦略は比較的単純なものになりそうだけど、初めてのレースだし、必要ならいつでも柔軟に動けるように準備しておく必要がある」
4位 ロマン・グロージャン (ロータス)
「9番手からのスタートになるけど、それがレースだ。スタッフは、FP3と予選の間にギアボックスを交換するために物凄い仕事をしてくれた。本当にタイトな時間だった。でも、ペナルティがあっても僕たちはまだトップ10内にいるので良い結果だ」。ギアボックスの問題を除けば、今日は全てがとてもうまくいった。サーキットが進化して難しいことは理解していたし、良いセットアップを見つけることができた。順位には満足しているし、少なくとも明日はトラックの良い側からスタートできる」
5位 キミ・ライコネン (ロータス)
「実際、今日はもっと難しい予選セッションを予想していたけど、クルマの感覚は週末を通してベストだったし、かなり良い方向に向かってくれた。セットアップはまだ僕が望んでいるものではないけど、ずっと近づいている。温かいコンディションの方がクルマはずっとうまく機能しているし、それが違いを生んでいるのは確かだ。グリッドの汚れた側からスタートするのはベストではない。明日のレースではサーキットがもうちょっとグリップを拾ってくれることを願わなければならない」
6位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスAMG)
「予想していたよりも良い予選だった。僕たちは週末ずっと苦戦していたし、前進して今日このような堅実な仕事を成し遂げるために懸命に働いていたので特にね。予選6位はチームとしてとても重要なポジションだ。Q3では良いラップができたし、クルマの感覚の全てが良かったので、ポテンシャルを最大限に引き出すことができた。ここではグリッドのクリーンな側と汚れた側からスタートするかでは大きな違いがあると思うので、グロージャンのペナルティによって順位が上がるのは嬉しいサプライズだ。レースではクルマはそれなりに一貫性がありそうだし、明日は最大限の結果を達成したい」
7位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「今回の予選はほぼ宝くじのようなものだった。ラッキーナンバーは常に最後のものだ! このタイプのタイヤで、このアスファルトはタイヤの温度を上げるのに苦労するし、良いタイムを記録できるまでに連続的に1周しなければならない。Q2ではそれができたけど、Q3では同じようにはいかなかった。ほとんどグリップがない状態で完璧なラップをするのは簡単なことではない。ライバル勢のグリッドポジションを考えれば、僕たちにとって簡単なレースではないのは確かだけど、明日は全員にとって厳しくなると思うので、集中したままでいなければならない。全力を尽くさなければならないし、どうなるか様子をみてみるつもりだ。トラックの汚れた側からスタートするのはもちろん助けにはならない。グリッドポジションが上がって不満なのは初めてだよ!」
8位 ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「またトップ10の結果を得られて満足しているし、特に昨日の午後の位置を考えれば、チーム全体がとても努力したと思う。Q3のラップはそれほど悪くはなかったけど、最後の数コーナーでウィリアムズによってちょっと妥協を強いられてしまったので、もう少し良い結果を出せたかもしれない。全体的にかなり満足しているし、昨日ロングランのペースは競争力がありそうだったので、力強いレースができると確信している。役に立つ過去のデータがないので、明日は多くの未知数があるけど、僕たちは良い状態にあるし、この新しいトラックで走るのを本当に楽しみにしている」
9位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「ベストラップをまとめることができなかった。タイヤやトラックコンディションは常に最後のものだ。難しい週末になることはわかっていたけど、今日は明らかに遅すぎたし、あまりに後方からのスタートになる。そうは言っても、重要なのは常にレース終了時点での結果だ。アブダビでも僕たちはライバルより遅かったけど、順位表で3ポイント取り戻すことができた。僕たちの美目標は変っていないし、まだ可能性はある。日曜日にはいろいろなことが起こるものだ。信頼性、戦略。ここでは冷えたタイヤは数秒遅いので、ピットストップのベストなタイミングを理解することが重要になると思うし、いつものようにチーム作業が重要にある。アップデート? 利用できる全てのパーツでベストな組み合わせを見つけようとしているし、常に最新のパーツが最高のチョイスというわけではない。特に完全に新しいトラックのときはね。シーズン開幕から全てのレース週末でやってきたように限界までプッシュするつもりだ」
10位 パストール・マルドナド (ウィリアムズ)
「昨日はパフォーマンスがなかったし、今日の方がずっと良かった。残念ながら、Q3ではグリップがなかったし、タイヤをきとんと働かせるのが難しかった。でも、明日にむけてトップ10にいるのは重要なことだ。僕たちには良いクルマがあるので、良いレースができそうだし、多くのポイント獲得を目指している。トラックの周りにはベネズエラの旗があるし、ここは母国にとても近いので多くの応援があるので、明日はそれが追加の後押しになってくれることを願っている!」
関連:
・F1アメリカGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
・ロマン・グロージャン、ギアボックス交換で5グリッド降格
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アメリカGP