F1 中国GP 予選:ドライバーコメント
2012 FORMULA 1 UBS CHINESE GRAND PRIX
1位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「僕にとって非常に特別な一日だ。F1での初ポールだし、シルバーアローにとっても1955年以来のポールだ。最初は変な感覚だった。僕たちはレースのためにオプションタイヤを1セット温存することに決めていたので、FIAのガレージからQ3の最後を見ていたからね。観ている以外どうすることもできなかったんだ! 自分がタイムシートのトップで、しかもコンマ5秒の差をつけたことを確認して、僕は今日一番の幸せものだ。僕たちのシルバアローを開発、改善させるために素晴らしい仕事をしてくれたチーム、ここにいるみんな、そしてファクトリーにいるみんなに感謝している。明日のレースがどうなるかはわからないし、トップに留まるのはチャレンジングだと思うけれど、今はミハエルと並んでフロントローからスタートすることを楽しみたい。それも僕にとっては特別なことなんだ」
2位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「今日のニコ(ロズベルグ)に心からおめでとうと言いたい。僕たちは1997年に初めて出会い、2000年はチームメイトだった。それ以来ずっと親友だった。僕たちがチームメイトだったとき、いつも一緒にF1で予選1位と2位になることを夢見ていた。今日それを成し遂げられたのは凄いことだ。レースに目を向ければ、僕たちには良いマシンがある。でも、明日はフィールドを通り抜けて順位を上げていかなければならない。でも、レースで前進できさえすれば僕は満足だ。レースで最も強いようにマシンをセットアップした。でも、ジェンソンと僕は望んでいたよりも少し後方にいるので、やらなければならない作業があるし、また僕たちはうまくやり遂げることができる。僕たちの前のグリッドには良いドライバーの集団がいるけど、レースペースという点では僕たちは申し分ない。オーバーテイクができるトラックだし、DRSもあるので、明日にはとても興奮している」
3位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスAMG)
「メルセデス・ベンツ チームにとって、本当に特別な一日だ。2台のシルバーアローが中国GPのフロントローからスタートするのだから。素晴らしい結果だし、みんなのためにとても嬉しく思う。ニコ、おめでとう。彼は本当に素晴らしいラップで初ポールポジションを獲得した。今日は僕よりも素晴らしい仕事をした彼を尊敬するし、彼のために嬉しく思っている。ノルベルト、ロス、このトラックにいるスタッフ全員、ブラックリーとブリックスワースにいるすみんなのためにも嬉しい。彼らはかなり長い間、辛抱強く待っていてくれた。彼らの激務には敬意の気持ちしかない。僕たちを常にサポートしてくれているダイムラーにも心から感謝したい。僕たちは、メルセデス・ベンツの名前をあるべき場所である先頭にもたらすために全力を尽くしている。僕自身、とても嬉しいし、もちろんレースの目標は今の順位を維持することだ。セットアップについては主にレースに合わせてマシンを準備しているけど、明日は明日だ。良いパフォーマンスを披露したい。楽しみにしている」
4位 小林可夢偉 (ザウバー)
「とてもうれしいです。チームが素晴らしい仕事をしてくれました。僕たちは長い間予選のパフォーマンスを改善しないといけないと言い続けていましたが、今日ははっきりと改善することできました。ルイス・ハミルトンがギヤボックスを交換しなければならなかったので、3番グリッドからスタートすることになるようです。このグリッドポジションはたくさんのチャンスを意味しています。でも僕は夢を見るタイプじゃないし目標は変わりません。それはできるだけたくさんのポイントを獲ることです。僕たちは力強いクルマを持っているし、いつもタイヤにもやさしいので、自信を持って明日のレースを楽しみにしています」
5位 キミ・ライコネン (ロータス)
「グリッドポジションはOKだけど、タイムを見ると、今日のマシンのペースには失望している。ルイスのペナルティによってポジションを得たけど、あるべきスピードはなかった。特にポールのタイムを見ればね。今週末はいくつかアップデートを試したけど、それらは望んだようには働かなかったので、マシンを以前の状態に戻した。過去2レースとりもマシンへの信頼が少ない状態でレースに臨むけど、より高いグリッドポジションからスタートする。明日何ができるか様子をみてみるつもりだし、全力を尽くして、僕たちがいるグリッドよりも高い位置にいられることを期待している。つもり表彰台ということだ」
6位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「Q1では、ソフト側のタイヤで出て行ったし、他チームの大部分が走っていないときにラップを行った。Q2ではあまりにアンダーステアが大きいと感じたので、Q3に向けていくつか調整した。でも、最終セッションでは気温が下がっていると感じた。出て行くのがちょっと遅かったんだと思う。もちろん、それには少し落胆しているけど、僕たちのレースペースはとてもいいと思う。明日が寒ければ、フロントタイヤに熱を入れるのがトリッキーになりそうだ。僕にとっては珍しいことではないけどね。でも、そういうものだし、5番グリッドから良いレースができることを願っている。僕たちの目標は優勝することだ。簡単なことではないだろうけど、レースでは僕たちの前のマシンの大半と同じように速いか、彼らよりも速いはずだ。例外は(小林)可夢偉だ。彼は非常に良いロングランペースがある」
7位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「Q2ラップは悪くはなかったけど、Q3では思い通りにラップをまとめることができなかった。ソフトタイヤでラップタイムをまとめるのに取り散らかしてしまったけど、もっと高い列で終えたかった。Q2での1分35秒7は良いラップだったけど、Q3ではあまりに多くのタイムを求めすぎたかもしれない。残念だよ。僕たちに良いレースカーがあることはわかっているので、明日どのように展開するか楽しみにしている。とても接近しているし、僕たちはプッシュし続けていく」
8位 セルジオ・ペレス (ザウバー)
「もちろん、チームにとっては良い予選結果だ。個人的には8番手よりもさらに上位を望んでいたことを認めなければならない。それまでの走行はとても有望だったけど、新品のソフトタイヤのセットを履いたQ3の最後のラップで突然アンダーステアが出た。それがどこから来たのかはわからない。いずれにせよ、明日はタフなレースになるだろうし、全力を尽くすつもりだ」
9位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「難しい予選になることはわかっていたし、そのような結果になった。なんとかQ3に進んで、1000分の数秒でベッテルの前に留まることができた。そのあとQ2からQ3で風向きが変わり、それが響いた。マシンはそんな感じだし、僕たちがここに持ち込んだ改善はパフォーマンス的に十分な向上をもたらしてはいない。このポジションはだいたい今の僕たちのポテンシャルと一致している。ポールポジションから1秒遅れに満足していないのは確かだけど、僕たちにできるのはこのギャップを縮めるために作業することだけだ。僕たちが十分に良い仕事をすれば、優勝について考えられるし、そうでなければ考えることはできない。でも、僕は楽観的なままだ。2010年でさせ、僕たちはトップから大きく離れていたけど、それでもチャンピオンシップをリードして最終レースを迎えた...スターティンググリッドは、メルセデスの2台、ザウバーとロータスが上位に並んでいて非常に刺激的だし、好奇心をそそる。僕たちが最速のマシンを持っていないのは確かなので、僕たちはいかなるミスもできない。オーストラリアやマレーシアのように完璧な仕事をすることができれば、価値あるポイントを持ち帰ることを考えることができるだろう」
10位 ロマン・グロージャン (ロータス)
「今日のセッションの後、複雑な気分でいる。昨日は少し苦労したけど、2台ともQ3にいるのは素晴らしいことだ。でも、残念ながらQ2での最初の走行が酷くて、最終セッショの前にソフトタイヤの新品セットを全て使い果たすことになってしまった。Q2でのペースは良かったので、ポールポジションを狙える競争力のあるタイムを記録できなかったのは本当に残念だ。マシンをずっと快適に感じているし、今日はそれをラップタイムで示すことができたと思う。チームは状況を変えて、僕たちがいるべき上位の位置を取り戻すために素晴らしい仕事をしてくれた。まだいくつか微調整をしていくけど、明日のレースは56周あるのでその助けになるのは確かだ!」
※2位のルイス・ハミルトンが5グリッド降格で7番グリッドに降格、マーク・ウェバー以前が1グリッドずつ昇格する。
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