レッドブル ベッテル
2010年のタイトル争いにおいてはドライバーを平等に扱うと誓うレッドブルだが、将来的にはセバスチャン・ベッテルを中心にチームを作るつもりであることを認めている。

「肝心なことは、我々がワールドチャンピオンを獲得することだ」とレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコはコメント。

現在、マーク・ウェバーはセバスチャン・ベッテルおよびフェルナンド・アロンソに14ポイント差をつけ首位に立っており、レッドブルはウェバーのタイトルを妨げないようにしなければならないが、将来レッドブルがベッテル中心のチームを作ろうとしていることは良く知られている。

「繰り返すが、我々はベッテルを中心としたチーム作りしている」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは Auto Bild にコメント。

「セバスチャンにはこの先長いキャリアがあるし、彼が我々と過ごしてくれることを期待している」

「マークはキャリアの終盤に差し掛かっている。彼は他のドライバーのようにピークを過ぎてからではなく、トップにいる間に引退することを望んでいる」

しかし、1997年のワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは、レッドブルが23さんのベッテルをそのように扱うのは間違いだと考えている。

「マークとセバスチャンが送っているシーズンの違いを見てみなよ」とジャック・ヴィルヌーヴは Telegraph にコメント。

「ベッテルは衝動的な傾向を示しているが、彼がミスをしてもチームが彼に彼のミスだと伝えないようであれば、彼は学習しない」

「彼を甘やかすのは間違いだね」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セバスチャン・ベッテル