レッドブルF1 RB22大幅改良か フェルスタッペン走行で新仕様が浮上

2026年F1マイアミGPを前に約5週間のインターバルを経た各チームのアップデート動向に注目が集まる中、レッドブルは明確な変化を示した最初の存在となった。
序盤戦で苦戦を強いられた状況を受け、マシンコンセプトそのものに踏み込んだ改修が進められている可能性がある。
フロントウイングに他チーム共通要素を導入
RB22のフロントウイングエンドプレートには、これまで採用していなかったグリッド共通の処理が確認された。この要素はダウンウォッシュの乱流制御を目的とするもので、近年の空力トレンドに沿った設計といえる。
これまでレッドブルは独自アプローチを維持してきたが、ここにきて主流コンセプトへの寄せが見られる点は大きな変化だ。空力の安定性を優先した方向転換と捉えることができる。
サイドポッド形状に明確な再設計
サイドポッドにはより顕著な変更が見られる。従来は滑らかで均一に流れるラインだったが、新仕様では途中に鋭い折れ(キンク)が確認されている。
これは気流の剥離制御やリアセクションへのエネルギー供給を意識した設計変更と考えられ、単なる微調整ではなく空力コンセプトの再構築に近いレベルの改修といえる。
リアウイング機構にも新しい試み
リアウイングでは可動部の支点位置に変化が見られ、新たな作動特性を試している可能性がある。これは直線性能とエネルギーマネジメントの最適化を狙った変更とみられる。
2026年レギュレーション下ではバッテリー使用といわゆる“スーパークリッピング”がレース展開に大きく影響しており、この領域での改善はパフォーマンスに直結する重要要素となっている。
マイアミGPに向けた“別マシン化”の可能性
今回確認された変更は単発のテストにとどまらず、マイアミGPで実戦投入される可能性もある。特にサイドポッドとリア周辺の改修規模を踏まえると、RB22は外観だけでなく特性面でも別物に近づく可能性がある。
序盤戦で期待を下回るパフォーマンスに苦しんだレッドブルにとって、このタイミングでの大幅アップデートは不可避だったともいえる。シルバーストンでの走行は、その転換点を示す重要な一歩となった可能性が高い。
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— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) April 22, 2026
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング
