ヘルムート・マルコ レッドブルF1のホーナー解任は「正しい決断だった」

日曜日のモンツァで、マックス・フェルスタッペンが2台のマクラーレンを圧倒して勝利したことで、ミルトンキーンズに拠点を置くチームの雰囲気は一変した。ほんの数週間前、あるいは数日前まで、フェルスタッペンとマルコは今年これ以上の勝利は望めず、選手権争いもすでに終わったと発言していた。
しかしマルコはServus TVに対し、イタリアGPを転換点と表現した。
「それは正しい決定だったと思う」と、クリスチャン・ホーナーに代わってローラン・メキースが就任したチームマネジメントの再編について語った。
「F1の複雑さを考えると、トップにエンジニアがいる方がむしろ良い解決策だ。すべてがより技術的な観点から構造化されることになる」
フェルスタッペンの5度目のタイトル獲得は依然として数学的には可能だが、マルコはこう認めた。「世界選手権は終わった」
「だがいくつか勝利を挙げられればまだ良い。モンツァで我々が示したスピードがあれば、ほぼすべてのサーキットで先頭集団に加わるべきだと思う。できれば自力で」
「うまくいっているのは、チーム全体が最適に協力しているからだ。ドライバーもセットアップに関与していて、我々は今ようやく潜在能力を最大限に引き出せている」

今月28歳になるフェルスタッペンは、モンツァでの躍進についてより技術的な説明を加えた。
「新しいフロアがあり、さらにモンツァ用リアウイングも手に入れた。ここ数年は持っていなかったものだ」と、4度のワールドチャンピオンは語った。
モンツァ前にはさらなる勝利を諦めていたが、彼もまた見解を変えた。
「もちろんまだサーキットに少し左右されると思うけど、僕たちが今はより接近できていて、これからいくつかチャンスが巡ってくるサーキットがあることを願っている」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング