レッドブルF1首脳 「ハミルトンは良いマシンでもフェルスタッペンに敵わない」
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ルイス・ハミルトンがスクーデリア・フェラーリでのデビューシーズンに乗り出し、赤いレーシングスーツを着るという長年の夢を叶えるという大々的に宣伝された状況において、マルコは来季終了時にフェルスタッペンがF1の王者でなくなるというシナリオを否定している。
「たとえ彼が良いフェラーリに乗っていて、我々がマックスのために凡庸なレッドブルを作ったとしても、私はマックスに賭けるだろう」とSport Bild誌のインタビューでマルコに語った。
マックスに匹敵するドライバーはいない
それでもヘルムート・マルコは、2024年のマクラーレンとフェラーリの素晴らしいパフォーマンスを認めている。
「この2チームは昨シーズン、マシンに最高のベースがあり、ほとんどのサーキットで好成績を残すことができた」とマルコは語った。しかし、ドライバーのラインナップについては、フェルスタッペンほどの切れ味に欠けると切り捨てた。
「シャルル・ルクレールは予選では良いが、レースではミスが多い」とマルコは率直に述べた。
「それに、ルイス・ハミルトンにはまだ速さがあるが、シーズンを通してその速さを維持できるだろうか? 私は疑問に思うね」
マルコのフェルスタッペンに対する信頼は揺るぎない。
「マックスは最速であるだけでなく、総合的なパッケージとしてF1で最高だ」とマルコは述べた。
「彼は他のドライバーには見つけられない0.1~0.2秒を1周あたりでマシンから引き出している」
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レッドブルの改善の必要性
81歳のマルコは、少なくともレッドブル・レーシングの改善の必要性は認めている。RB20は成功を収めたが、昨シーズンはマクラーレンのMCL38に一部で劣っていたことを認識している。
「今、我々には、彼が一時的ではなく、常に勝利を目指して走れるマシンを造る責任がある」とマルコは語った。
「我々の作業領域は、より広くなければならない」
フェルスタッペンの卓越性への飽くなき追求と勝利への揺るぎない決意は、間違いなく彼を強敵にするだろう。しかし、フェラーリ、そしてもちろんマクラーレンも、2025年には間違いなく強力な存在となるだろう。
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