レッドブルF1 フェルスタッペンの相棒ランビアーゼがレース部門トップに昇進

GPの愛称で知られるランビアーセは、2016年にフェルスタッペンがチームに加わって以来、3度のワールドチャンピオンに輝いた同ドライバーのレースエンジニアを務めており、今回新たに創設された役職と兼任する形で、引き続きその任務を継続する。
この新しい役職により、ランビアーゼはトラックサイドのすべての活動に加え、監督業務も担当することになる。彼はテクニカルディレクターのピエール・ワシェに直属することになる。
レッドブルは、ウィートリーのポジションを置き換えるのではなく、代わりに、より上級職となる既存のスタッフ数名に職務を分割することを選択した。

スティーブ・ノウルズは上級戦略担当からスポーティングレギュレーション部門のトップ(Head of Sporting Regulations)に昇進する。彼はチームと統括団体であるFIAの間の連絡役となり、ランビアーセに直属する。
リチャード・ウォルヴァーソンはレースチーム運営部門のトップ(Head of Race Team Operations )に昇進し、トラックでの日常業務を担当する。
ジェラルド・オライリーはロジスティクス部門のトップ(Head of Logistics)に昇進し、フィル・ターナーはチーフメカニックからレースチームファクトリーオペレーションマネージャー(Race Team Factory Operations Manager)に昇格する。
この変更は2025年シーズン前に完全に実施される。

レッドブルは変革期にあり、デザインの第一人者であるエイドリアン・ニューウェイもウィートリー同様チームを去り、65歳の同氏は来年3月にアストンマーティンに加わる予定である。
チームは、前回のバクーでのレースでマクラーレンにコンストラクターズ選手権の首位を奪われ、7戦連続で勝利から遠ざかっているため、世界タイトルを防衛するのは難しい状況にある。
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