渦中のレッドブルF1代表ホーナー RB20のシェイクダウンに参加
レッドブル・レーシングは、2024年F1マシン『RB20』のシェイクダウンを実施。その場には、女性従業員への“不適切な行為”の疑いで調査を受けているクリスチャン・ホーナーの姿もあったと報じられている。

2月15日(木)に2024年F1マシン『RB20』の発表を告知していたレッドブル・レーシングだが、その2日前にチームはシルバーストン・サーキットに移動し、RB20のシェイクダウンを実施した。

ソーシャルメディアに投稿された動画では、カーナンバー1のRB20をドライブするマックス・フェルスタッペンの他、RB1のコックピットに収まるデビッド・クルサードの姿も確認されている。

そして、その場にはチーム代表のクリスチャン・ホーナーの姿もあった。ホーナーは、女性従業員への“不適切な行為”の疑いでレッドブルの弁護士から聞き取り調査を受けており、先週金曜日にロンドンで1回目の調査が行われたが、結論は出なかった。

有罪とされた場合、チーム代表の解任も噂されているホーナーだが、13日(火)のRB20のシェイクダウンではシルバーストンに姿を見せており、木曜日の発表会にも参加する予定だという。

また、ホーナーの捜査に関する報告書が完成するまでに数週間かかる可能性があるとも述べており、プレシーズンテストに続き、開幕戦バーレーンGPでもチームの指揮を執ることになりそうだ

一方、今日のRB20のシェイクダウンは単なる「ローンチバージョン」であり、マシンの実際の変更はバーレーンで披露される予定だという。それでも、エンジンのファイヤーアップに続き、サーキットで新車のシェイクダウンを完了させることは、プレシーズンテストでの本格走行にむけてポジティブな兆候と言える。



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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング