レッドブルF1代表 「フェルスタッペンは日本GPで20秒差の勝利を予告」
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フェルスタッペンは鈴鹿サーキットで相手を圧倒し、マクラーレンのランド・ノリスに19.3秒の差をつけてポールポジションから今季13回目の勝利を収めた。
この結果、レッドブルはパワーユニットパートナーであるホンダのホームサーキットで6度目のコンストラクターズタイトルを獲得し、フェルスタッペンも3年連続のドライバーズタイトル獲得に王手をかけた。
この結果は、フェルスタッペンが予選をトップ10圏外で終え、決勝を5位でフィニッシュしてレッドブルが2023年最初の敗北を喫したシンガポールGPから1週間後にもたらされた。
シンガポールGPから導入されたFIA(国際自動車連盟)の技術指令がレッドブルの調子を落としたと指摘される中、フェルスタッペンの勝利はそれを覆すものだった。
レッドブルのF1チーム代表であるホーナーは、フェルスタッペンがシンガポールでの敗戦直後にいかに「気合を入れて」いたかを明らかにした。
「水曜日にマックスとパデルテニスをしていたが、彼はかなり気合が入っていたし、『20秒差でレースに勝ちたい』って言ってた」とホーナーは語った。
「そして、公平に言えば、彼はその達成まであと0.7秒以内に迫っていた」
「FP1の最初のラップから、彼はハードタイヤを履いた彼はミディアムやソフトタイヤを履いた他のドライバーよりも1.8秒も速かった。彼はこのイベントに完全に集中していた」
「素晴らしいパフォーマンスだった。予選でのファイナルラップは、予選でのベストラップのひとつに挙げられるだろう」
「そして、彼はスタートは最高とは言えなかったものの、その後、彼はリードを守りきり、その後は圧倒的なリードを築いてレースをコントロールした。
フェルスタッペンが日本GPでバネを得た背景には、連勝記録の中断があったのか、それともレッドブルの調子や技術的な指示をめぐる雑音があったのかと尋ねられたホーナーは「フェルスタッペンはただのレーサーであり、多くのモチベーションは必要ない」と語った。
「だが、彼は、今シーズンの好調を取り戻すことを強く望んでここに来た」
「今週末のFP1の1周目からその競争心が最大限に高まっているのが見て取れた」
「我々全員、最終的にはこれまでの優勝記録に終止符が打たれることはわかっていたが、少し悔しい気持ちでシンガポールを後にした」
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