レッドブルF1代表、アップデート版RB19で即クラッシュのペレスに苛立ち
レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目開始早々のセルジオ・ペレスの今回のミスに「フラストレーション」を感じていることを明かした。

セルジオ・ペレスは、過去6戦すべてでQ3進出を果たせず、レッドブルがダニエル・リカルドをアルファタウリに移籍させ、F1トップへの返り咲きを狙っていることを知りながら、プレッシャーのかかるハンガリーGPのウイークエンドを迎えた。

しかし、ブダペストでのプリー走行1回目が始まってわずか4分でクラッシュして、マシンは大きなダメージを受けた。

最初のプッシュラップに入ったペレスはターン5への進入で芝生にタイヤを取られ、RB19を傾けてスピンを喫し、左フロントコーナーでバリアに激しく激突した。

ペレスのダメージは左側のサイドポッド、フロントウイング、フロアを破壊しているように見え、週末に向けて新たなアップグレードパッケージを導入したレッドブル・レーシングにとっては大きな問題となっている。

「あのようなコースオフは明らかにフラストレーションだ」とホーナーはSky Sports F1に語った。

「不運だった。ターン5で芝生にタイヤを取られてミスを犯した。このコンディションではあまり周回を重ねていなかったため、あまりタイムをロスしていないことを祈りたい。だが、週末のスタートとしては理想的なものではなかった」

「明らかにあれは最初のラップの始まりだった。ターン4は問題なく通過できたが、判断を誤り、ミスをした。 ターン5への進入で芝生にタイヤを取られてしまった」

「彼は両手を上げて悔しがっていた。それが現状だ」



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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セルジオ・ペレス