レッドブルF1首脳、デ・フリースのオランダGP前の解雇の可能性を認める
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1がオランダGPのためにザントフォールトに到着するまでにニック・デ・フリースがスクーデリア・アルファタウリのコックピットにいない可能性があることを認めた。

8月の夏休み明けの最初のレースとなるザントフォールトは、苦戦するデ・フリースにとって初のホームF1イベントとなる。

しかし、28歳のデ・フリースには、今後のハンガリーGPとベルギーGPの後に行われる夏休みの開始までしか戦力アップの猶予が与えられていないという噂もある。

デ・フリースは、オランダGPでもレッドブル所有のマシンに乗るのかと質問されたマルコは「ザントフォールトでのレースはいつだ?」とシルバーストーンでViaplayに語った。

「ザントフォールトに到着したらすぐに答える」

デ・フリースの後任候補にはダニエル・リカルド、リアム・ローソン、岩佐歩歩夢、アレックス・パロウがいるという噂がある。

マルコは、「我々は状況を検討しているところだ」と認めた。

「ニックが期待された結果を残せていないのは周知の事実だ。ハードなスポーツであり、常に将来を見据える必要がある」

「彼のパフォーマンスを評価し、必要であれば決断を下さなければならない」

デ・フリースがレッドブル/アルファタウリ間の冒険が明らかに終焉を迎えたすなことで、レッドブル・プログラムに空きができることにあるが、マルコはすでに潜在的な新メンバーに注目している。

フェルナンド・アロンソのマネジメント会社A14がマネジメントする18歳のスペイン人ドライバー、ペペ・マルティだ。

マルコはスペインGPでマルティと会い、金曜日にはシルバーストーンでレッドブルのモーターホームで一緒に写真を撮った。

「僕にとってそれはショックだった」とマルティは語った。「結局、F1の誰かが自分に注目してくれるのをずっと待っていたわけだからね」

マルコは「彼はとても若いし、非常にうまくやっている。そうだね、彼は我々のアカデミーと契約する可能性がある」と認めた。



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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / スクーデリア・アルファタウリ / ニック・デ・フリース