レッドブルF1首脳、クラッシュに皮肉「ルクレールの後ろでは撃退できない」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1マイアミGP予選を突然終了させたシャルル・ルクレールのクラッシュに皮肉交じりに反応した。

ルクレールが赤旗を提示したため、セッションは残り1分37秒で終了し、レッドブルのセルジオ・ペレスがポールを獲得、マックス・フェルスタッペンは9番手に留まることを余儀なくされた。

金曜日のプラクティスと土曜日の予選でクラッシュしたフェラーリのドライバーであるルクレールは、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコの怒りを買った。

「皮肉を込めて言わせてもらえば、『ルクレールの後ろにいると撃退できない』ということだ」とマルコはSkyに語った。

「マックスは非常に不運だった。彼は最初の走行で少しワイドになったし、もっと早くピットから出るべきだった」

「スピードはあったはずだ。これ以上、路面が良くなるのを待つ必要はない」

「少なくとも、1列目、2列目は安泰だったはずだ」

「しかし、これは学習段階なんだ。最後の走りに完全に集中して、ベストを尽くしたかった」

「遅く出れば出るほど、コースは良くなる。でも、今回はその正しい判断ではなかった」

F1王者に君臨するフェルスタッペンは、9番手スタートを表彰台に上げ、優勝を狙えると強気で主張している。

その場合、先週のバクーでフェルスタッペンに勝利したチームメイトのペレスと、再びレッドブル勢の戦いとなる。

レッドブル・レーシング F1 マイアミGP

ペレスは今シーズン、フェルスタッペンのタイトルを脅かす存在になりつつあり、レッドブルはこの微妙な状況を管理しなければならない。

「チェコのポールポジションは信じられないくらいだ」とマルコは言う。

「ここマイアミは、彼にとっては第二の故郷のようなものだ。マイアミでは、英語と同じくらいスペイン語が話されている」

「彼はそのすべてをうまく実行した。彼はすべての局面で学んできた。タイヤが良くなり、より集中できるようになり、近年は常にマックスから0.5秒から1秒遅れでスタートできるようになった」

「1回や2回のトレーニングで、それを身に着けることはできない」

「しかし、彼は今マックスに近づき始めている。それが彼が常に全体的にリードしている理由だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / シャルル・ルクレール / F1マイアミGP