レッドブルF1首脳 「マテシッツの“精神”でタイトルを防衛する」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングが、エナジードリンクの創業者である故ディートリッヒ・マテシッツの「精神」で今年のF1タイトルを防衛することを望んでいる。

79歳の元F1ドライバーであるヘルムート・マルコにとって、ここ数年は感情的な日々を送っており、2019年には長年の友人であり親友でもあったニキ・ラウダを亡くしている。

そして、昨年10月にディートリッヒ・マテシッツが78歳で癌で亡くなった。

レッドブルのF1に関するすべての事柄においてディートリッヒ・マテシッツの右腕として広く知られていたヘルムート・マルコは「2度目の大きな喪失だった」とRTLに語った。

「彼がいなくてとても寂しい。今は2022年の成功をさらに発展させ、ディートリッヒの遺志を継いでチームを率い、彼の精神で世界選手権を防衛したいと考えている」

ディートリッヒ・マテシッツが亡くなってから、ヘルムート・マルコは今、「ひとりで決断しなければならない」ことを認めている。

「同じレベルで意見を交換する機会はもうない」

ヘルムート・マルコは、ディートリッヒ・マテシッツは「決して破壊的ではなく」、「常に先見の明があり楽観的」だったと語った。

ヘルムート・マルコは、重病のディートリッヒ・マテシッツを亡くなる1カ月前に、オーストリアの自宅(湖畔に500mの私有地を持つ)で見舞った。

「ディディとマックスは、サッカーを通じて共通の話題を見つけた。私は湖を眺めていた」とヘルムート・マルコは語った。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング