レッドブルF1首脳 「フェルスタッペンのサラリーは我々の限界に近い」
F1ワールドチャンピオンになったマックス・フェルスタッペンだが、レッドブルF1での給料が劇的に増加することはないようだ。

推定2500万ドル(約28億円)とされるマックス・フェルスタッペンの年俸は、ルイス・ハミルトン(4000万ドル/約45億円)に次いで、F1ドライバーのなかで2番目に高い。

マックス・フェルスタッペンの現在の契約は2023年シーズン末で期限を迎えるが、まもなく契約延長についての交渉がおこなれる。レッドブルF1は、自分たちが育て上げた資産を保護するために長期契約を結ぶ姿勢だ。

最近、レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、新たな5年契約に署名しており、次はマックス・フェルスタッペンとの交渉をまとめる必要がある。

「レッドブル内での継続性を確保するために、すべての契約を5年間延長する過程にある」とレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはAutorevueに語った。

「今後数週間でマックスと話し合う予定だ。彼のマネージャーにアプローチするのは困難だった。彼の息子とヨス・フェルスタッペンがドバイでの24時間レースに参加していたkらだ」

しかし、マックス・フェルスタッペンが、ルイス・ハミルトンの推定4000万ドルの年俸に匹敵するサラリーを望んでいるとすれば、それらの希望は打ち砕かれたようだ。

ヘルムート・マルコは「フェルスタッペンに関しては、(金額は)すでに限界に近づいている。それには終わりがある」

マックス・フェルスタッペンの仕事に大きな昇給はないが、ヘルムート・マルコは、メルセデスF1のようなチームに彼を奪われる可能性についてまったく心配していない。

「そこでマックスが移籍するとは思わない」とヘルムート・マルコは語った。

「シルバーストンでの出来事は、メルセデス、特にジョスとの関係を本当に傷つけた。それは彼に移籍する気をなくさせた思う。いずれにしろ、サラリーをはるかに高価することはできない!」

ヘルムート・マルコはまた、レッドブルF1はデータよりも人々を優先していると述べ、彼らがチームを正しく動かすことができるかどうかを知っていれば、確実に結果が続くだろうと語った。

「私はもうそういったデータは気にしていない」とヘルムート・マルコは語る。

「私は自分たちが行っている進歩だけに目を向けている。それが重要だ。我々はもし序盤にトップチームでなくても、すぐにトップチームになることができるという事実で知られていまる」

レッドブルF1はまだ2022年マシン『RB18』のローンチ計画を発表しておらず、報道ではその遅延はRB18が衝突試験に失敗したためだとも伝えられている。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / マックス・フェルスタッペン