レッドブルF1代表のクリスチャン・ホーナー、FIAを誹謗中傷の疑いでスチュワードに召喚 / F1カタールGP
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1カタールGPのレース後、スチュワードに召喚された。

レッドブル・ホンダF1は、決勝直前にマックス・フェルスタッペンがダブルイエロー無視によって5グリッド降格ペナルティを科され、7番グリッドからレースをスタート。フェルスタッペン2位、セルジオ・ペレスが4位でレースを終えた。

レース後、FIAはリリースを発表。FIA国際モータースポーツ競技規則の12.2.1.f、12.2.1.kに抵触した疑いがあるとしてクリスチャン・ホーナーを所管した。

12.2.1.f
FIA、FIAの組織、FIAのメンバー、またはFIAの執行役員に対する、さらに一般的にはモータースポーツの利益やFIAが擁護する価値観に対して、誹謗中傷や損失を引き起こす、いかなる言葉、行為または記述。

12.2.1.k
以下に対するあらゆる不正行為。
・ ライセンス保持者、
・ 競技役員、
・ FIAの役員またはスタッフの一員、
・ 主催者またはプロモーターのスタッフの一員、
・ 競技参加者のスタッフの一員、
・ ドーピング・コントロール・オフィシャル、あるいは付則Aに基づいて行われるドーピング・コントロールに関与するその他の者。

おそらく問題視されているのは次のコメントだ。

「旗を出していたのはただのロウグ(路上生活者)のマーシャルで、彼はFIAからの指示も受けていなかったと思う」とクリスチャン・ホーナーはSky に語った。

「彼らはマーシャルをコントロールする必要がある。我々にとってそれはチャンピオンシップの決定的な打撃であるため、それと同じくらい簡単なことだ。今、オーバーテイクができないトラックで7番手からスタートする。それは巨大だ」

「イライラするのは、レースディレクターが『進めろ、問題ない、安全なコースだ、ラップを終えろ』と言ったことだ。事実上、イエローをオフにした」

「つまり、すべてのGPS、すべての信号は『トラックは安全だ』だと言っていた。滑りやすい路面さえもなかった。ドライバーに伝えるものは何もなかった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1カタールGP