レッドブルF1代表 「アルボンの2022年のF1オプションを評価している」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2022年もセルジオ・ペレスの続投を決定したことで、アレクサンダー・アルボンのF1オプションを評価していると語る。

2019年にトロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、ピエールガスリーの代わって、ルーキーシーズンの途中にレッドブル・レーシングに昇格した。

2020年までアレクサンダー・アルボンはレッドブル・レーシングに残留したが、レッドブルは2021年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてセルジオ・ペレスに契約したことで、2021年のレースシートを失った。

それでも、レッドブルはアレクサンダー・アルボンをテスト兼リザーブドライバーとして保持し、広範なシミュレーターの任務に従事させ、並行してDTM(ドイツツーリングカー選手権)でアルファタウリカラーのマシンで参戦させている。

レッドブルは金曜日にセルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンと一緒にレースを続けることを発表し、2022年のドライバーラインナップに関する長引く憶測を終わらせた。

アレクサンダー・アルボンが他の場所でグリッドに戻る選択肢は限られている。レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリはピエール・ガスリーを起用し続けることを示しており、ルーキーの角田裕毅も残留が予想されている。

「アレックスは今でもチームの重要な一員だ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「彼は今年重要な役割を果たしている。彼は、引き続きその役割を果たす。来年の彼のためにF1に選択肢があるかどうかを検討している」

「しかし、彼がレースシートにいない場合、彼は今年我々のためにしたのと同じ役割を果たすだろう」

クリスチャン・ホーナーは、F1レギュレーションの大幅な変更にむけて準備において、アレクサンダー・アルボンの2022年F1マシン『RB18』の開発に関するシミュレーターで「早い段階ですべての重労働を行った」アルボンを賞賛した。

「彼は有能な男であり、速いドライバーだ。DTMで良い仕事をしており、レースで初優勝も果たしている。彼は我々のチームの重要なメンバーだ」とクリスチャン・ホーナーは締めくくった。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / アレクサンダー・アルボン / スクーデリア・アルファタウリ