レッドブルF1首脳、セバスチャン・ベッテルの失格に同情せず
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、教え子であるセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がF1ハンガリーGPで失格となったことにほとんど同情していない。

F1ハンガリーGPを2位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテルだったが、レース後に1リットルの燃料サンプルを採取できなかったことで失格となった。アストンマーティンは“新しい証拠”とともに再審を請求したが、FIAはこれを棄却した。

この裁定は、ヘルムート・マルコにルイス・ハミルトンのF1イギリスGPでの10秒ペナルティへの抗議が失敗に終わったことの怒りを思い起こさせた。

マックス・フェルスタッペンをクラッシュに追い込む接触をしたハミルトンは10秒ペナルティを科されたが、問題なく優勝。レッドブルF1陣営はペナルティが軽すぎるとして再審を請求したが棄却されていた。

「ベッテルは、タンクに十分な燃料が残っていなかったため失格となった。ペナルティの妥当性について話し合う必要がある」とヘルムート・マルコは Speedweek.com に語った。

「ベッテルが燃料を使い果たした理由は明らかだ。ノーマルレースで計算すれば、(エステバン)オコンとの戦いで燃料を節約するドライバーはいない。ハミルトンの攻撃と比較してこれはどれくらい妥当なペナルティだろうか?」

F1ハンガリーGPでは、フェルナンドアロンソは強力なディフェンスでルイス・ハミルトンを数周にわたってホールドし、最終的にエステバン・オコンが勝利を収めることができた。ハミルトンによると、アロンソの運転は危険だった。

「フェルナンドアロンソの危険な運転についてのハミルトンの声明がある。彼はセンセーショナルな運転をして、最適に防御した。そして、この声明は1レース前に競合他社を排除した誰かからのものだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セバスチャン・ベッテル / アストンマーティンF1チーム