レッドブルF1代表 「今日の出来事は我々の闘志にさらなる火をつけた」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2021年F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。
スタート直後から、フェルスタッペンとルイス・ハミルトン(メルセデス)は激しいバトルを繰り広げると、ターン9のコプスで、後方からオーバーテイクを試みたハミルトンが、フェルスタッペンの左リアに接触。
マックス・フェルスタッペンは高速でコース外のバリアへ衝突しました。これによってレースは赤旗中断となったものの、幸いにもフェルスタッペンは自力でマシンを降り、救急車へ歩いて乗り込むことができた。その後、予防の意味も含めてさらなる検査を行うために、地元の病院へと搬送されました。このインシデントに対して、スチュワードは、ハミルトンに10秒加算のタイムペナルティーを科した。
セルジオ・ペレスは、レース終盤にポイント圏内に入っていたが、チームはここでチャンピオンシップを考えて戦略を切り替える。ハミルトンがレースのリードを奪い、ファステストラップも記録したため、ペレスはソフトタイヤに交換してファステストラップを更新。ペレスは16位でフィニッシュしたため、トップ10以上に限定されるファステストラップポイントの獲得はならなかったが、タイトル争いのライバルであるハミルトンの1ポイント追加を阻止した。
「イギリスGPのレースウイークをこういう形で終えることになるのは本当に厳しい」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「マックスが自力でマシンを降りてこられたことが幸いだったが、彼はその後病院で検査を受けて現在も経過観察の最中だ。映像を何度も見返したが、コプスのようなF1の中でも最速のコーナーの一つで、イン側からホイールを向けてくるというのは間違った判断で、ルイスが両ドライバーを多大なリスクにさらしたと感じざるを得ない」
「接触の瞬間を見て分かるように、ルイスはマックスに並びかけておらず、ルイスの左フロントがマックスの右リアに当たっている。この動きによって、マックスは51Gもの衝撃とともに壁に激突した。マックスとヨス(フェルスタッペン氏/父親)とは連絡を取っており、このあとまた状況をアップデートしようと思う」
「チェコ(ペレス)にとっては厳しいレースになった。ピットレーンスタートからすぐにポジションを上げたものの、DRSトレインに引っかかり、タイヤのデグラデーションが大きくなってしまった。レース終盤では、ファステストラップを記録するために彼をピットに入れた」
「チャンピオンシップでは我々がまだリードを保っているが、今日の出来事はチャンピオンシップ獲得に向けて、我々の闘志にさらなる火をつけたと思っている」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イギリスGP
スタート直後から、フェルスタッペンとルイス・ハミルトン(メルセデス)は激しいバトルを繰り広げると、ターン9のコプスで、後方からオーバーテイクを試みたハミルトンが、フェルスタッペンの左リアに接触。
マックス・フェルスタッペンは高速でコース外のバリアへ衝突しました。これによってレースは赤旗中断となったものの、幸いにもフェルスタッペンは自力でマシンを降り、救急車へ歩いて乗り込むことができた。その後、予防の意味も含めてさらなる検査を行うために、地元の病院へと搬送されました。このインシデントに対して、スチュワードは、ハミルトンに10秒加算のタイムペナルティーを科した。
セルジオ・ペレスは、レース終盤にポイント圏内に入っていたが、チームはここでチャンピオンシップを考えて戦略を切り替える。ハミルトンがレースのリードを奪い、ファステストラップも記録したため、ペレスはソフトタイヤに交換してファステストラップを更新。ペレスは16位でフィニッシュしたため、トップ10以上に限定されるファステストラップポイントの獲得はならなかったが、タイトル争いのライバルであるハミルトンの1ポイント追加を阻止した。
「イギリスGPのレースウイークをこういう形で終えることになるのは本当に厳しい」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「マックスが自力でマシンを降りてこられたことが幸いだったが、彼はその後病院で検査を受けて現在も経過観察の最中だ。映像を何度も見返したが、コプスのようなF1の中でも最速のコーナーの一つで、イン側からホイールを向けてくるというのは間違った判断で、ルイスが両ドライバーを多大なリスクにさらしたと感じざるを得ない」
「接触の瞬間を見て分かるように、ルイスはマックスに並びかけておらず、ルイスの左フロントがマックスの右リアに当たっている。この動きによって、マックスは51Gもの衝撃とともに壁に激突した。マックスとヨス(フェルスタッペン氏/父親)とは連絡を取っており、このあとまた状況をアップデートしようと思う」
「チェコ(ペレス)にとっては厳しいレースになった。ピットレーンスタートからすぐにポジションを上げたものの、DRSトレインに引っかかり、タイヤのデグラデーションが大きくなってしまった。レース終盤では、ファステストラップを記録するために彼をピットに入れた」
「チャンピオンシップでは我々がまだリードを保っているが、今日の出来事はチャンピオンシップ獲得に向けて、我々の闘志にさらなる火をつけたと思っている」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イギリスGP