レッドブルF1、壊れたフロントウイングの一部を必死に回収する台所事情 / F1フランスGP 金曜フリー走行
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1フランスGPの金曜フリー走行で破損したマックス・フェルスタッペンのフロントウイングの一部をチームが必死に取り戻そうとしていた理由を説明した。

F1フランスGPのフリー走行2回目のセッション中、レッドブル・ホンダF1のスポーティングディレクターを務めるジョナサン・ウィートリーは、F1レースディレクターのマイケル・マシに、壊れたマシンのフロントウィングの一部を回収できるかどうか尋ねていた。

クリスチャン・ホーナーは、前戦F1アゼルバイジャンGPでのマックス・フェルスタッペンの2回のクラッシュでマシンが受けたダメージと、F1の新しいコスト上限の制約がリクエストにつながったと語った。

「パーツの消費量が多いため、非常に厳しい」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「予算上限によって大きな在庫レベルを抱えることができないし、それは継続的にバランスをとる行為だ。そして、フロントウィングに飢えているサーキットで立て続けに3レースが行われている」

「レースでの故障と土曜日の朝のマックスのインシデントの後、我々はバクーほど豊富な在庫を抱えていない。それが重要な要素だ」

クリスチャン・ホーナーは、ポール・リカールのターン2出口の縁石に対する批判を繰り返し、ドライバーが縁石がどこにあるかを判断して回避するには縁石が低すぎると指摘した。

「問題は、縁石の配置方法がドライバーからすぐに見えないことだ。こに行くように誘うようなものだ。マシンにそれほどダメージを与えないものを見つけることができるのでれば、タイムペナルティの方がいい」

「これは、コスト上限の世界では明らかに非常に高価なフロントウィングを壊す以外に、物理的なペナルティがあるという点で、おそらくグラベルがより良い長期的な方法だと思っている理由だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1フランスGP