レッドブルF1幹部 「メルセデスはスタッフ慰留に2倍の給料をオファー」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、メルセデスF1がレッドブルのF1エンジン部門にスタッフが流出するのを思いとどまらせるために2倍の給料をオファーしていると主張する。

レッドブルF1は、2022年以降のために独自のF1エンジン部門であるレッドブル・パワートレインズを設立。彼らはブリックスワースにあるメルセデスAMG ハイパフォーマンス・パワートレインズのスタッフの引き抜きを開始した。

すでにメルセデスHPPのエンジニアリング責任者だったベン・ホジキンソンとテクニカルディレクターと契約したレッドブルF1は、6日(木)にさらにメルセデスから5人の上級エンジニアを引き抜いたことを発表した。

ティーブ・ブレウエット、オミッド・モスタギミ、ピップ・クロード、アントン・メイヨー、スティーブ・ブローディーは、現在メルセデスHPPで上級職に就いていますが、ガーデニング休暇を経て、レッドブル・パワートレインズに合流する。

ヘルムート・マルコは、彼らは財政面ではなく、純粋な情熱から新しい挑戦に参加していると信じている。これは、メルセデスF1がスタッフを慰留するために2倍の給与をオファーしているという彼の主張によって証明されている。

「レッドブルは情熱的なレーシングチームだ」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin に語った。

「すべてがひとつ屋根の下にある。メルセデスは我々に来る人々に彼らが滞在するならば2倍の給料をオファーした。我々はそんなことはしない」

レッドブルF1は、メルセデスと違ってシャシー部門とエンジン部門が同じキャンパスにある点、そして、最終的に財政的制約の下で小型化する必要があるメルセデスとは異なり、新たにエンジン部門を設立した点が有利であると語る。

「確かに、我々は多くのエンジニアリングの才能にアクセスできるイギリスにキャンパスを持つことで恩恵を受けている」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

「発表されたすべてのシニアスタッフは、レッドブル・パワートレインズのプログラムに、多くの経験、専門知識、革新をもたらし、将来に向けて可能な限り最高のエンジニアリングプラットフォームを提供してくれる」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / メルセデスF1