レッドブル・ホンダF1、今季初勝利も「メルセデスの方がマシンは速かった」 / F1エミリア・ロマーニャGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを振り返った。

レッドブル・ホンダは、3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンがオープニングラップでトップに立ち、ルイス・ハミルトンからの猛追を受ける展開。特にインターミディエイト終盤にはその差は2秒以内まで縮められたが、ドライに交換するピットストップで再びその差を引き離した。

ドライでもルイス・ハミルトンは素晴らしいレースを発揮していたが、31周目にクラッシュを喫して9番手まで後退。だが、リスタート後に凄まじい追い上げを見せて、最後はファステストラップを記録して優勝したマックス・フェルスタッペンまで22秒差まで迫っていた。

「とりわけバーレーンであのような接戦に敗れていただけに、今日ここで勝利を収めることができたのは我々にとって素晴らしいことだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「マックスは午後を通してミスなく完璧な走りをしてくれたし、チームは完璧なタイミングでピットストップを実行してくれたので、今回の勝利は完全にそれに見合った結果であり、我々にとっては重要な勝利だ」

「マックスはレースに向けて気合いが入っていたし、素晴らしいスタートを決ってターン1に向けて勢いをつけ、そこでは2人のタフなドライバーたちがトラックポジションを賭けて限界までプッシュするという誰もが見たがるバトルが繰り広げられた」

「ルイスは今日も非常に速く、特にレース終盤はタイヤデグラデーションがとても少ないように見えた。今日は彼らの方が我々よりも速いマシンを持っていたかもしれないが、今シーズンの初勝利を獲得できたのは素晴らしいことだ」

「セルジオに関しては本当に残念だった。昨日はあのような素晴らしい日を過ごしたていたが、何ひとつうまくいかず、彼にとってフラストレーションが溜まったと思うが、ますますマシンに慣れてきており、強くなって戻ってきてくれると保証していい」

「残りのシーズンでこの勢いを増していく必要があるし、メルセデスにプレッシャーをかけ続けていくために何らかの方法をとる必要がある」



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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1