レッドブル・ホンダF1、革新的なリアサスペンションをイモラで投入?
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レッドブル・ホンダF1は、2021年のF1世界選手権の開幕戦となったF1バーレーンGPで勝利こそ逃したが、週末を通して最速マシンだった。予選でマックス・フェルスタッペンはメルセデスF1のルイス・ハミルトンに約0.4秒差をつけてポールポジションを獲得している。
イモラで開催されるF1エミリア・ロマーニャGPで、レッドブル・ホンダは技術的なアップグレードによってRB16Bをさらの高い水準に引き上げようとしていると噂されている。
Motorsport.com のイタリア支部が報じらところによると、レッドブル・ホンダF1にはリアタイヤの挙動をシミュレートする特別なリアサスペンションを導入するという。
原則として後輪の調整は禁止されているが、レッドブル・ホンダはその解決策を見つけたという。特定のパーツの柔軟性を調整し、ディファレンシャル、エンジン、ブレーキを電子的に調整することで、コーナーで後輪の角度を変更するものだとしている。
しかし、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、この噂をすぐさま否定している。
「まったくナンセンスだ」とヘルムート・マルコは F1-Insider.com に語った。
「我々はすでにその“神秘的”なサスペンションをバーレーンで走らせていた。それは特別なものではない。小さくなったホンダのF1エンジンを中心に構築した非常に狭いリアエンドに合うものを設計する必要があった」
ヘルムート・マルコは、イモラでもマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとの間のスリリングな決闘になると期待している。
「バーレーンは二人とも絶対的なトップレベルにあることを示したし、現時点では誰もそれに匹敵することはできない。その決闘は見るのは魅力的だった」とヘルムート・マルコは語った。
「ハミルトンも戦いを非常に楽しんでいると思う。マックスが彼に限界までプッシュすることを強制しているからね」
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