レッドブルF1代表 「フェルスタッペンはベネトン時代のシューマッハ」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンのドライビングスキルをベネトン時代のミハエル・シューマッハと重ね合わせている。

レッドブル・ホンダのF1マシンの癖の強さは、ピエール・ガスリーやアレクサンダー・アルボンが証明しているが、マックス・フェルスタッペンだけは、そのビーストを飼いならすことができることを何度も示してきた。

マックス・フェルスタッペンは、2016年にレッドブル・レーシングに昇格して以降、毎年少なくとも1勝は挙げており、クリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンのセンシティブなマシンを操る能力をミハエル・シューマッハとなぞらえた。

「90年代中盤にベネトンを走らせていたミハエル・シューマッハにそれを例えたい。ミハエルのようにマシンを運転できるチームメイトはほとんどいなかった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

「マックスはこのマシンで同じことができると思う。マシンのいくつかのニュアンスに彼は対処できているし、それらが彼を不安定にさせることはない。一方、それは時としてピエール(ガスリー)やダニエル(リカルド)、そして、もちろんアレックス(アルボン)に影響を及ぼしている」

「そのエリアでのマシンの感度を整えて、低減させることが我々がチームとして焦点を合わせている部分だ」

「マックスは、とにかく素晴らしい天性のスピード、素晴らしい才能と能力を持っている」

「彼は大きな自信、自分を信じる心を持っている。彼は感覚が鋭いマシンをコントロールでき、レースクラフトを持っており、今では経験もある」

「つまり、22歳でそのパッケージをまとめるということは、非常に競争力のあるレーシングマシンが手に入れているということだ」

ミハエル・シューマッハは、1992年と1993年にベネトンでレースで勝利を収めた後、1994年と1995年に最初の2つのF1ワールドチャンピオンを獲得し、その後、世紀の変わり目にフェラーリで支配的な時代を築いた。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / ミハエル・シューマッハ / マックス・フェルスタッペン