レッドブル・ホンダF1 「ワールドチャンピオン争いはまだ終わっていない」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、タイトル争いはまだ終わっていないと語る。

22歳のマックス・フェルスタッペンは、セバスチャン・ベッテルが保有する記録(23歳134日)を破るためには今年タイヤを獲得する必要がある。しかし、今シーズンもメルセデスは圧倒的な強さを見せており、開幕4戦の結果からその希望は薄れているように見えた。

実際、F1 70周年記念GPに先立って、マックス・フェルスタッペンは「今年、ワールドタイトル争いにいないことはすでに受け入れている」と語っていた。

「とてもシンプルなことだ。ルイス・ハミルトンは最高のマシンに乗っていて、彼はチームメイトを倒している。そして、ボッタスと僕との間のギャップは大きくなるだけだと思う。今シーズンのスタートは順調だったけど、チャンピオンシップ争いに僕たちは入っていない。メルセデスがやっていることは素晴らしいし、それを尊重しなければならない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「もちろん、僕は勝ちたいし、ハミルトンとボッタスに問題が発生した場合に倒す準備をしておく必要がある。2位または3位になることが達成可能な最大である場合、僕はそれに満足する必要がある」

だが、F1 70周年記念GPで今季初勝利を挙げたマックス・フェルスタッペンは、ランキング首位のルイス・ハミルトンに30ポイント差の2位に浮上した。

レッドブルF1のモータースポーツドライバーを務めるヘルムート・マルコは、メルセデスの方が明らかに速いマシンを持っているにも関わらず、レッドブル・ホンダがシルバーストンで勝利したことは、チームに希望を与えたと語る。

「我々にはまだ多くのポテンシャルがある。我々にとってワールドチャンピオンはまだ終わっていない」とヘルムート・マルコは語った。

メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフもそれに同意する。

「レッドブルは我々にとってタイトルの対戦相手だ。ゆったりとした散歩にはならないだろう」とトト・ヴォルフは語る

「最初のレースでのリタイアがなければ、マックスは今ルイスにはるかに近かっただろう」

「確かに我々は最速のパッケージを持っているが、あらゆる状況で最速というわけではない。タイヤにあのように苦しむことがないようにマシンを微調整する方法を学ばなければならない」

だが、ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンが今週末のF1スペインGPで勝利の偉業を繰り返すことができるかどうかについては確信していないと語る。

「最初のシルバーストンでのレースと似たようなものになると思う。タイヤは限界に達するだろうけど、今回のレースほど悪くはないだろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1