レッドブル・ホンダF1 「大規模な人員削減はなんとか避けたい」
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、従業員の大量解雇はなんとしても避けたいと語る。

今週、マクラーレンはF1チームを含めたグループ全体で従業員の75%におよぶ1200名の従業員をコスト削減のために解雇する計画を発表した。新型コロナウイルスによる深刻な財政危機はF1チームだけにとどまらず、自動車および技術部門を含めたグループ全体に及んでいる。

F1は2021年から予算上限を1億4500万ドルに引き下げることを決定。レッドブル・ホンダF1も800名のスタッフ全員に給与を支払うことはできなくなり、余剰人員が発生することになる。

クリスチャン・ホーナーは、F1チームのスタッフを可能な限りに強制的なレイオフから保護したいと語る。余剰となった人員には新しいポジションを提供したいと考えている。

「レッドブルには、Advanced Technologiesを備えた会社の成長部門がある。それにより、他の技術プロジェクトに加えて、我々はアストンマーティン・ヴァルキリーを開発および構築した。それは良いことだ」とクリスチャン・ホーナーは The Race に語った。

「人材は我々の最も貴重な資産であり、我々はそれを保護したいと考えている。しかし、このような過酷な緊縮政策により、苦痛が感じるという事実が変えることはない」

それでもクリスチャン・ホーナーは、レッドブルは状況にうまく対処できると考えている。

「F1はもちろんのこと、レッドブルもこのようなシナリオに弾力性と柔軟性のある方法で対処することができるはずだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1