レッドブル・ホンダF1、予算上限の取り締まりを改めて疑問視
また、クリスチャン・ホーナーは、フェラーリが2019年のF1パワーユニットを巡ってFIAと秘密の和解に達したことにまだ不満を抱いている。「人々の口に苦い味を残した」と Telegraph に語る。
FIAは昨年、フェラーリのF1パワーユニットの調査を開始し、調査の結果としてレギュレーションに変更を導入したが、フェラーリが何をしていたかを明らかにしないことで同意した。
「対処するのが最も難しいのは透明性の欠如だ」とクリスチャン・ホーナーは語る。
一部のチームへの最終的なプレッシャーを緩和するために、F1チーム代表ら今週日田旅ビデオ会議を開催し、2021年の予算上限の潜在的な変更についてさらに議論する。
マクラーレンレF1チームのCEOを務めるザク・ブラウンは、1億7,500万ドルの上限を1億ドルに引き下げることを強く支持している。しかし、クリスチャン・ホーナーは、予算上限の引き下げは“日和見主義”だと説明し、予算上限をしっかりと取り締まることができるかどうかに疑問を投げかけた。
「布地の裁断方法は人それぞれ異なる。このビジネスでは誰もが購入できる額を使う。それは風船のようなものだ。絞れば、空気はどこか他の場所に行く」
「それは虚偽の経済であり、上限でだ。すべての企業の実体は異なるため、秩序を保つのは不可能だ。フェラーリは、ロードカーとF1にまたがるビジネス全体を1セットで収支を報告する。どうやってそれを選別するというのか？」
カテゴリー： F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1
