レッドブル・ホンダF1、メルセデスの危機会議での“移り気”を批判
レッドブル・ホンダF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、予算上限の議論におけるメルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフの“移り気”な振る舞いに不満を露わにしている。

新型コロナウイルスのパンデミックによる財政的な圧迫により、F1チームはコスト削減策、特に2021年に導入予定の予算上限のしきい値について議論をかわしている。

「ほんの数週間前に、トト・ヴォルフは予算上限を1億ドルに引き下げることに同意していた」とヘルムート・マルコは F1 insider に語った。

「しかし、今、彼はFIAに手紙を書き、突然1億4500万ドルだと話している」

しかし、トト・ヴォルフの気まぐれはそれだけではない。

「最近まで、彼はドライバーの給与は別個の予算上限を称賛した。だが、今では彼は突然それを2025年まで延期したがっている」

それは、メルセデスがルイス・ハミルトンと今後数年間も続けたいと考えていると指摘することができる。ルイス・ハミルトンは複数年契約を希望しているとされ、ドライバーの給与に予算上限が設定されれば、交渉は複雑化する可能性がある。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / メルセデスF1