レッドブル・ホンダF1 「フェラーリを過小評価するのは愚かなこと」
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フェラーリをタイトル争いの対象外にするのは愚かなことだと語る。

昨年はプレシーズンテスト初日から速さを見せたフェラーリだったが、今年はメルセデスとレッドブル・ホンダがタイムシートの上位を争っていた一方で、フェラーリは大きな話題になることなく6日間のテストを終えた。

今年、フェラーリはコーナリングを重視してダウンフォースを増加させる空力コンセプトを採用したが、昨年優位性を誇っていたストレートでの速さは影を潜めた。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2020年のフェラーリのF1エンジンが昨年ほど強力ではないことを認めており、エンジンと空力の両方を改善する必要があると語っている。

それでも、クリスチャン・ホーナーは、フェラーリを過小評価することはできないと語る。

「フェラーリは前回のテストではかなり控えめだったが、正直に言って、それらを過小評価するのは愚かなことだと思う」とクリスチャン・ホーナーは語る。

「彼らのペースはしっかりしているように見えたし、常にレースではなくテストで問題に遭遇することを望むものだ。今年のグリッドの上位を争うチームと同じだと思う」

しかし、元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、フェラーリが明らかに問題を抱えていると考えている。

「主な問題は、彼らがすべてに適任者を集めていないことだ」と元ミナルディとスパイカーのF1ドライバーであるクリスチャン・アルバースは MBS News に語った。

「ドライバー市場に加えて、デザイナー市場もある。フェラーリはまだ経験が豊富な最高のデザイナーを探していると思う」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / スクーデリア・フェラーリ / ホンダF1