レッドブル・ホンダF1 「新型コロナウイルスの状況は“動く標的”」
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、新型コロナウイルスに状況は1時間ごとに変化する“動く標的”だと語る。

新型コロナウイルスは急速に拡大しており、すでに4月15日に予定されていたF1中国GPは延期が決定。このウイルスが2020年のF1世界選手権にどのような影響を及ぼすかについて懸念が続いている。

オーストラリア、バーレーン、ベトナムでは、渡航者制限や検疫措置が取られる可能性が高まっており、開幕3戦は延期になる懸念があるが、F1オーストラリアGPの主催者は開幕戦は計画通りに進めると主張している。

レッドブル・ホンダの移動が制限される可能性について質問されたクリスチャン・ホーナーは「我々全員がメルセデスが勝てないことを望んでいる。それが希望的観測だ」と冗談交じりにコメント。

「真面目に話せば、我々は国、政府、我々自身の政府および統治団体のガイダンスに従わなければならない」

「チェイス・キャリーは午前(金曜日)にここにいたので、彼と簡単な話し合いをした」

「それは動く標的だ。現時点ではほぼ1時間ごとに変化しているので、情報収集を続けて、行動に責任を負わければならない。現時点では世界中で人々を動かすことには課題があると思う」

「誰もがオーストラリアに向かう途中でどのハブを経由するかを調べている。先ほども述べたように動く標的なので、我々にできることは行政機関と地方自治体の助言に従うことだけだ」

現役F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンも新型コロナウイルスに対する懸念を表明。人々は“真剣に受け止める”必要があると語る。

「最終的には僕たちがレースをする場所はFIAと主催者が決める。当然、毎日ニュースを見ているけど、どのように広がり続けているかが気になっているし、すぐに拡大が止めるようには見えない」とルイス・ハミルトンはコメント。

「感染した人が回復し、全員が真剣に受け止めることを願っている。全員が握手し、抱き合っている。それが僕たちの周りの現状だ」

「移動させ難しくなるだろうし、できる限り予防策を講じなければならないと思う。政府はそれを封じるためにもっとやれることはあると思う」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1