レッドブルF1 「リカルドが去ったことでチームから陽気さが失われた」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドの離脱によってチーム内の“陽気さ”が失われたと認める。

ダニエル・リカルドは、2018年の夏休み後にルノーF1チームに移籍するためにレッドブルを離れることを決断した。残留を確信していたレッドブルにとってこのリカルドの決断は寝耳に水のサプライズだった。

陽気なオーストラリア人であるダニエル・リカルドがいなくなって寂しく思うかと質問されたヘルムート・マルコは「彼がルノーに行ったことはチーム全体にとってちょっとしたショックだった。彼の陽気なジョークも寂しく思う」と Motorsport-Magazin にコメント。

また、ヘルムート・マルコはダニエル・リカルドが2019年もチームに残留していれば、レッドブル・ホンダはコンストラクターズ選手権で2位になっていたと考えている。

「そうだね、私は本当にそうだと思っている」とヘルムート・マルコは語った。

「チーム内の雰囲気は良いが、彼(リカルド)が去って以来、それほど陽気ではなくなってしまった」

ダニエル・リカルドの後任として2019年にレッドブル・ホンダに加入したピエール・ガスリーは、冬季てテスト中に2回のクラッシュを喫した。RB15は大きな損傷を負い、レッドブル・ホンダはテストプログラムを完了させることができずにシーズンを迎えることになった。

「彼(ピエール・ガスリー)は、GP2のチャンピオンを含め、F1に来る前に獲得できるすべてに獲得してきた。だが、我々のテストプログラムをキャンセルせざるを得なくなった2回のクラッシュの後、彼は不確実になった。彼はもはやリズムの掴み方がわからなくなっていた。彼はマックス(フェルスタッペン)の方が速いドライバーであることを受け入れていなかったと思う」とヘルムート・マルコは語った。

その結果、ピエール・ガスリーはシーズン前半で期待された成績を残すことができず、夏休み後からはガスリーに代わってアレクサンダー・アルボンがレッドブル・ホンダのシートに座った。

表彰台こそ獲得できなかったアルボンだったが、ルイス・ハミルトンに追突されたF1ブラジルGPを除いてレッドブルとの全レースを6位以上でフィニッシュする安定性をみせ、2020年も残留が決まった。

「アレックス(アルボン)は非常にうまくやってくれた。彼はマシン(RB15)をテストすることなくチームに加わった。彼はハミルトンに追突されてはじき出されたブラジル以外はすべてのレースでポイントを獲得した」

2020年をレッドブル・ホンダのフルタイムのドライバーとしてスタートするアレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンと同じ速さを見せることは期待されてはいないものの、チームとフェルスタッペンのタイトルへの挑戦を助けるためにもより上位で争うことが求められる。

だが、ヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがうまくやっていると考えている。

「彼は自己批判的であり、どこを改善できるかをわかっている。それはすべて非常にポジティブだ。今年、彼がフェルスタッペンにとって良いチームメイトになることを願っている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル