パトリシオ・オワード、レッドブルF1の育成プログラムを離脱
パトリシオ・オワードは、レッドブルF1の育成プログラムを離脱。新天地はマクラーレン&インディカーになるようだ。

10月18日(金)、レッドブルはスーパーフォーミュラ最終戦にジュニアチームの若手有望株であるユーリ・ビップス(19歳)をパトリシオ・オワードに代わってTEAM MUGENに送り込むことを発表した。

今年、レッドブルはTEAM MUGENからダニエル・ティクトゥムを参戦させたが、成績不振を理由にシートを喪失するとともに、レッドブルのプログラムからも外された。

後任としてレッドブルはインディカーで活躍したパトリシオ・オワードを送り込んだが、モータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「我々が想像していたほど状況はうまくいっていない」と評価していた。

パトリシオ・オワードは「この機会を利用して、今年、日本でレースをする素晴らしいチャンスを与えてkる得たレッドブル、マルコ博士、そして、TEAM MUGENに感謝したい」と自身のTwitterで発表。

「この素晴らしい人々のグループと一緒に仕事ができた経験については素晴らしかったとしか言えない。ジュリ・ヴビップスとチームが活躍して2019スーパーフォーミュラシーズンを締めくくることを祈っている!

「まもなく僕の今後のレースついてのニュースがあるだろう。良いニュースを発表できることは知っているので、皆さんと共有するのを待ち切れない」

パトリシオ・パワードは、来季、マクラーレンからインディカーにフル参戦する可能性が報じられている。

「レッドブルからのリリースは11月になる予定だったけど、ヘルムート・マルコが電話してきて『君にはインディカーの選択肢がある、それを手にしろ。それが君の未来だ』と言ってくれた。彼がそうしてくれたことには本当に感謝している」

パトリシオ・パワドは、レッドブルに加入した時点で、F1参戦に必要なスーパーライセンスを獲得することが期待されての計画だった。しかし、その可能性はなくなり、関係は解消されることになった。

「かなり正直に言うと、どこかに行っても良いお金を稼ぐ必要があるし、F2ではそれはできそうになかった。F1でそれができないのであれば、インディカーに行きたかった。マルコ博士は僕のことを“ポテト”と呼んでいるけど、彼は先に電話してきて『ポテト、君はスーパーライセンスポイントがないので非常に難しい』と言った。僕はスーパーライセンスなしでは何もできなかった。そのために契約して、すべてが南に向かった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング