レッドブル 「2020年以降もホンダF1とのパートナーシップを継続したい」
レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナは、2020年以降もホンダF1とのパートナーシップを継続することを望んでいると語る。

今年、レッドブルはホンダF1と2年契約を結んでエンジンを搭載。シーズン前半で2勝を含めた5回の表彰台を獲得し、現時点で昨年のポイント数を上回る成績を残している。

契約は2020年末で期限を迎え、F1は2021年から新しいレギュレーションが導入される。そして、ホンダはまだ2020年以降もF1を継続するかどうかをコミットしていない。

「まだ、誰も2020年終了後についてコミットしていないし、ホンダは、どのチーム、マニュファクチャラーともまったく同じ状況にある」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「もちろん、ホンダはここまですばらしい仕事をしてくれており、将来にわたってこの関係を続けていきたいと考えている。長期的な関係が両者にとって多くをもたらすはずだし、明るい希望が見える。来年はほとんどのレギュレーションが継続されるため、今年は最後まで上昇気流に乗り続け、その勢いを維持することが大切だ。それが来年の戦いにつながりる」

「我々2社は、非常にうまくやれていると思う。コミュニケーションは抜群だ。目標と課題を共有した上で、明確な役割分担のもとにここまで楽しみながら仕事を進められている」

「田辺さんと山本さんは、それぞれとても強い個性を持っている。田辺さんは、すばらしいレーサーで、この世界で実績を重ねている。寡黙で無表情に見えるかもしれないが、その裏には情熱を秘めている。オーストリアでコンストラクタートロフィーを受け取ったときの感動的な表情に、それが垣間見えました」

「そして、山本さんも本当に情熱的で、常に全力で熱心だ。周りのモチベーションを上げてくれるレーサーだ。ヨス・フェルスタッペン(マックスの父、元F1レーサー)に、約30年前に日本で行われたカートレースで勝ったときのリザルト表をいまだに見せてくるほど負けず嫌いなだ(笑) でも、彼の持つエネルギーはすばらしく、最高のパートナーです」

クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1とのパートナーシップを継続していけば、将来的に日本人ドライバーを乗せる可能性があると語る。

「もし十分な能力を持っている選手が現れれば、レッドブル・レーシングに日本人ドライバーが誕生する可能性だってある」

「有望な選手は多く、角田裕毅はこのスパで予選3番手に入るなど、面白い存在だし、ほかにも有望な日本人ドライバーがいる」


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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1