F1 レッドブル・ホンダ ホンダF1
元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンは、2019年シーズンの競争力という点で、レッドブル・ホンダがフェラーリをリードしていると考えている。

過去数戦でレッドブル・ホンダはギアを挙げており、マックス・フェルスタッペンが4戦のうちオーストリアとドイツで2勝を挙げている。前戦ハンガリーGPでは戦略による不運もあったが、ルイス・ハミルトンとトップ争いを演じて2位表彰台を獲得している。

一方、フェラーリはF1ハンガリーGPを3位と3位で終えたが、トップからは1分以上差でのフィニッシュであり、トップ2人のドライバーとの闘いに絡むことはできなかった。

コンストラクターズ選手権では、主にピエール・ガスリーの低調なパフォーマンスによってフェラーリが先行しているが、ミカ・ハッキネンは競争力という点ではレッドブル・ホンダがフェラーリを追い抜いたと考えている。

「セバスチャン・ベッテルは3位に終わったが、フェラーリはハンガリーで同じレースに参加していなかった」とミカ・ハッキネンは Unibet のコラムに書いた。

「彼らはストレートスピードが重要となるスパとモンツァで再び戦いに戻るはずだが、彼らのマシンはレースごとに競争力がないことは明らかだ」

「彼らはメルセデスを倒せなかっただけでなく、競争力の面で現在レッドブル・ホンダのパッケージの背後にいる」

ミカ・ハッキネンは、フェラーリはモンツァとスパで開催されるイタリアGPとベルギーのGPレースではより競争力があると期待していることを繰り返す。

「現在、F1はスパでのベルギーグGPまで1か月前の休憩に入る。これにはファクトリーの2週間のシャットダウンも含まれる。今年の世界選手権の第2部は第1部とはまったく異なってくるはずだ」とミカ・ハッキネンは続けた。

「フェラーリはスパとモンツァでの勝利に向けて本当に力を入れていると思うが、レッドブルとホンダもマシンの開発を続けており、メルセデスはもはや支配権の保証はない」

「本当にエキサイティングな4戦だったし、12月1日のアブダビでのチャンピオンシップが終了するまでにさらに多くの楽しみがあると心から期待している」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1