レッドブル 「ホンダF1との初勝利はチームにとって大きな節目」
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1イギリスGPの金曜日に開催された公式記者会見に出席。前戦オーストリアGPでの勝利、そして、今後のホンダとのF1活動について語った。
F1オーストリアGPではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今季初勝利。レッドブルとホンダのパートナーシップとしては初勝利、ホンダにとっては13年ぶりの優勝となった。
オーストリアGPでの勝利についてクリスチャン・ホーナーは「まったくの予想外だった。グランプリに向けては表彰台に食い込むことができれば素晴らしい結果だと考えていた」とコメント。
「スタートでマックスのアントストールが起動して1周前に8番手まで下がったことで、スタート後の3メートルくらいでトップ4もしくはトップ5でフィニッシュでさえ楽観的であるように思えた。その間に彼の左フロントにはフラットスポットもできていたしね」
「だが、レース序盤に彼にペースがあることがわかった。彼はかなり素早く順位を取り戻していった。第1スティントを伸ばし、ピットクルーによって素晴らしい転機を迎えた。彼はセバスチャンとバルテリを捕えて追い抜き、週末の残り数周では『もしかるすと実際に起こり得るかもしない』と思うようになった。我々のホームレースであり、ディートリッヒ・マテシッツが見に来るレースはそれほど多くはない。ホンダの役員も何名か来ていたので、マックスがあのような形でレースに勝ったのは驚異的だった」
「フランスでの史上最も退屈なレースから、あのようなエキサイティングなレースをして、トップで終えることができたのは素晴らしい気分だった。ホンダにとってもスポーツへの困難な復帰の後、V6ハイブリッド時代での初勝利だった。彼らのスタッフ全員のハードワークと献身の証明だった。その感情と田辺さんがチームのトロフィーを受け取るのを見るのは素晴らしいことだった。チームとホンダにとって素晴らしい一日だった」
マックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに驚いたかとの質問にクリスチャン・ホーナーは「イエスでもあり、ノーでもある」とコメント。
マックスは去年のモントリオールから本当にハイレベルなパフォーマンスを届けてきたと思うし、驚かせるものは何もないと思う。だが、スタートでのアンチストールからら挽回した落ち着きは・・・おそらく彼はあの状況で最も落ち着いているド人間のひとりだたと思う。彼は厳しくもフェアにレースを戦い、レースをコントロールし、自分の状況をコントロールしていた。彼の最高の勝利のひとつだったのは確かだ」
「グランプリで勝利した後の月曜日の朝にファクトリーに踏み入れれば、チーム全体の楽観的な雰囲気とエネルジーを感じることができたと思う。ファクトリー全体が活性化している。人々はこれまでも全力で仕事をしてきたが、彼らがしてきた仕事の成果が見えてくると、そのすべてが価値あるものになる。今シーズンここまで多大な努力が注がれてきたのは確かだ。まだ道のりは長いし、我々にとってはまだ移行の時期だが、チームメンバー全員の表情に喜びを見られるたし、ホンダにも本当に満足感を目にすることができた」
ヘルムート・マルコは、シーズン終了前に“最低でも5勝”を目標に掲げており、オーストリアGPの勝利の後、それはまだ現実的な目標だと語っていた。
「あいにく水晶玉は持っていないし、我々はシーズンの中間点に迫っている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「初勝利を挙げられたことは大きな成果であり、チームとホンダにとって大きな節目だ。我々はレース毎に物事に取り組んでいる。チームとしてトライし、最適化している。グランプリに勝って、優勝トロフィーを受け取ることを予想してオーストリアに行ったわけではなかった。ここから年末まで全てのグランプリにそのようなアプローチをしていく」
「どのような結果になるかは年末になればわかる。もちろん、ヘルムートは楽観的な見方をしているが、彼はすでにプッシュしているし、それは常に素晴らしいことだ。チーム側もレース毎に少しずつ多くのことを引き出している。だが、もちろん、目標はシーズン終了までにできるだけ多くのレースに勝つことだ」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1
F1オーストリアGPではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今季初勝利。レッドブルとホンダのパートナーシップとしては初勝利、ホンダにとっては13年ぶりの優勝となった。
オーストリアGPでの勝利についてクリスチャン・ホーナーは「まったくの予想外だった。グランプリに向けては表彰台に食い込むことができれば素晴らしい結果だと考えていた」とコメント。
「スタートでマックスのアントストールが起動して1周前に8番手まで下がったことで、スタート後の3メートルくらいでトップ4もしくはトップ5でフィニッシュでさえ楽観的であるように思えた。その間に彼の左フロントにはフラットスポットもできていたしね」
「だが、レース序盤に彼にペースがあることがわかった。彼はかなり素早く順位を取り戻していった。第1スティントを伸ばし、ピットクルーによって素晴らしい転機を迎えた。彼はセバスチャンとバルテリを捕えて追い抜き、週末の残り数周では『もしかるすと実際に起こり得るかもしない』と思うようになった。我々のホームレースであり、ディートリッヒ・マテシッツが見に来るレースはそれほど多くはない。ホンダの役員も何名か来ていたので、マックスがあのような形でレースに勝ったのは驚異的だった」
「フランスでの史上最も退屈なレースから、あのようなエキサイティングなレースをして、トップで終えることができたのは素晴らしい気分だった。ホンダにとってもスポーツへの困難な復帰の後、V6ハイブリッド時代での初勝利だった。彼らのスタッフ全員のハードワークと献身の証明だった。その感情と田辺さんがチームのトロフィーを受け取るのを見るのは素晴らしいことだった。チームとホンダにとって素晴らしい一日だった」
マックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに驚いたかとの質問にクリスチャン・ホーナーは「イエスでもあり、ノーでもある」とコメント。
マックスは去年のモントリオールから本当にハイレベルなパフォーマンスを届けてきたと思うし、驚かせるものは何もないと思う。だが、スタートでのアンチストールからら挽回した落ち着きは・・・おそらく彼はあの状況で最も落ち着いているド人間のひとりだたと思う。彼は厳しくもフェアにレースを戦い、レースをコントロールし、自分の状況をコントロールしていた。彼の最高の勝利のひとつだったのは確かだ」
「グランプリで勝利した後の月曜日の朝にファクトリーに踏み入れれば、チーム全体の楽観的な雰囲気とエネルジーを感じることができたと思う。ファクトリー全体が活性化している。人々はこれまでも全力で仕事をしてきたが、彼らがしてきた仕事の成果が見えてくると、そのすべてが価値あるものになる。今シーズンここまで多大な努力が注がれてきたのは確かだ。まだ道のりは長いし、我々にとってはまだ移行の時期だが、チームメンバー全員の表情に喜びを見られるたし、ホンダにも本当に満足感を目にすることができた」
ヘルムート・マルコは、シーズン終了前に“最低でも5勝”を目標に掲げており、オーストリアGPの勝利の後、それはまだ現実的な目標だと語っていた。
「あいにく水晶玉は持っていないし、我々はシーズンの中間点に迫っている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「初勝利を挙げられたことは大きな成果であり、チームとホンダにとって大きな節目だ。我々はレース毎に物事に取り組んでいる。チームとしてトライし、最適化している。グランプリに勝って、優勝トロフィーを受け取ることを予想してオーストリアに行ったわけではなかった。ここから年末まで全てのグランプリにそのようなアプローチをしていく」
「どのような結果になるかは年末になればわかる。もちろん、ヘルムートは楽観的な見方をしているが、彼はすでにプッシュしているし、それは常に素晴らしいことだ。チーム側もレース毎に少しずつ多くのことを引き出している。だが、もちろん、目標はシーズン終了までにできるだけ多くのレースに勝つことだ」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1