レッドブル・ホンダ | 2019年 F1オーストリアGP 決勝レポート
レッドブル・ホンダは、2019年 F1オーストリアGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが優勝、ピエール・ガスリーが7位でレースを終えた。
クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
「今日のマックスのパフォーマンスは驚異的だった。ここオーストリアで勝てて、ホンダにF1復帰後初の勝利をプレゼントできて、信じられない気分だホームレースでの優勝は、レッドブル・ファミリーの全員にとってすごく大きな意味がある」
「(Red Bull創業者の一人である)マテシッツ氏は、Aston Martin Red Bull RacingとToro Rossoを通じて、F1というスポーツへ多くのリソースを投じてくれているので、ホームグランプリ2年連続優勝には大きな意味があると思う。レース後、正式に勝利が決まるまで少し待たなければならなkったが、スチュワードは正しい判断をしてくれた。シャルルとマックスの間に起こったのは、激しいレースであり、2人の若いドライバーのバトルは、F1というスポーツを象徴するような場面だったと思います。F1は、近年さまざまな批判にさらされていますが、今日のレースはオーバーテイクやタイヤのデグラデーションによるドラマが起こり、とてもエキサイティングで、これぞ求められている姿だったのではないだろうか。オーストリアに来た時点では優勝候補ではなかったのに、ここで勝てるなんて夢が叶ったような気分だし、今日はマックスの勝利の中でも最高の形だと思う。ピエールにとっては厳しいレースだったが、少しでも順位を上げようとして、ライコネンをパスすることもできた。ベンチマークとなるチームメートがこのパフォーマンスをすると、目標がものすごく高くなってしまうが、時間が経って彼に自信が着いてくれば、その差は縮められるはずだ。我々のコンストラクターズ選手権での目標はフェラーリなので、2台のマシンができるだけ多くのポイントを獲得していかなければならない」
マックス・フェルスタッペン (優勝)
「最高のレースができたし、チームに2度目のホームGP優勝を届けられてうれしい。スタートではアンチストールを作動させてしまい、7番手までポジションを落とすという残念な形になった。ただ、そこからのペースは本当によくて、冷静になるよう努めながらプッシュし続けた。第2スティントでは、マシンが素晴らしい力を発揮し、これが勝利の決め手になった。そうは見えなかったと思うけど、バルテリをパスしてから、かなり力強いペースがあるので勝てるかもしれないと思うようになった。とにかくプッシュして全力で走り、決してあきらめなかった。残り数周でシャルルをパスしたときは、最高にハッピーな気分だった。かなりの接近戦になったが、もしあのようなバトルができないのなら、家にいた方がましだと思う。Aston Martin Red Bull Racingのみんなに大きな感謝を伝えたい。どんな週末でもみんな本当によくやってくれたし、アップグレードもうまく機能したと思う。ここにいるクルーやファクトリーのスタッフ、そしてもちろんホンダのみんなにも感謝している。彼らにとっては、ここまでの間、簡単な道のりではなかったと思う。彼らのためにも、今日勝利できたことは本当に最高だったと思う」
ピエール・ガスリー (7位)
「今日は厳しく、難しいレースだった。第1スティントではソフトタイヤで思うようなペースがなく、前のマシンにも引っかかってしまった。第2スティントでは序盤にプッシュしすぎて、ピットアウト後の2周を終えた時点でタイヤを傷めて大きなブリスターができてしまった。そこからはペースを上げられず、ランド(ノリス)を捕らえることができなかった。新たなアップグレードによりマックスがうまくいってよかった。素晴らしい仕事を成し遂げてくれたことがポジティブだし、次のシルバーストンが楽しみだ。僕自身についてはパフォーマンスに満足できていないし、もっとレースをうまく進められればと思っている。僕には競争力があるけど、まだやるべきことが残っている。マシンから何を引き出せるのかをきちんと見つけられていないので、プッシュし続けていかなければならないけど、マシンがうまく機能しているのは分かったし、今後のレースに向けて、僕たちの方向性は正しいと思う。もっとたくさんのことを学ばなければならないし、チームメートのマックスからも得ることがあるはずだ。もっと結果を出したいし、僕にはそれができるはずだから、取り組み続けていく」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング
クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
「今日のマックスのパフォーマンスは驚異的だった。ここオーストリアで勝てて、ホンダにF1復帰後初の勝利をプレゼントできて、信じられない気分だホームレースでの優勝は、レッドブル・ファミリーの全員にとってすごく大きな意味がある」
「(Red Bull創業者の一人である)マテシッツ氏は、Aston Martin Red Bull RacingとToro Rossoを通じて、F1というスポーツへ多くのリソースを投じてくれているので、ホームグランプリ2年連続優勝には大きな意味があると思う。レース後、正式に勝利が決まるまで少し待たなければならなkったが、スチュワードは正しい判断をしてくれた。シャルルとマックスの間に起こったのは、激しいレースであり、2人の若いドライバーのバトルは、F1というスポーツを象徴するような場面だったと思います。F1は、近年さまざまな批判にさらされていますが、今日のレースはオーバーテイクやタイヤのデグラデーションによるドラマが起こり、とてもエキサイティングで、これぞ求められている姿だったのではないだろうか。オーストリアに来た時点では優勝候補ではなかったのに、ここで勝てるなんて夢が叶ったような気分だし、今日はマックスの勝利の中でも最高の形だと思う。ピエールにとっては厳しいレースだったが、少しでも順位を上げようとして、ライコネンをパスすることもできた。ベンチマークとなるチームメートがこのパフォーマンスをすると、目標がものすごく高くなってしまうが、時間が経って彼に自信が着いてくれば、その差は縮められるはずだ。我々のコンストラクターズ選手権での目標はフェラーリなので、2台のマシンができるだけ多くのポイントを獲得していかなければならない」
マックス・フェルスタッペン (優勝)
「最高のレースができたし、チームに2度目のホームGP優勝を届けられてうれしい。スタートではアンチストールを作動させてしまい、7番手までポジションを落とすという残念な形になった。ただ、そこからのペースは本当によくて、冷静になるよう努めながらプッシュし続けた。第2スティントでは、マシンが素晴らしい力を発揮し、これが勝利の決め手になった。そうは見えなかったと思うけど、バルテリをパスしてから、かなり力強いペースがあるので勝てるかもしれないと思うようになった。とにかくプッシュして全力で走り、決してあきらめなかった。残り数周でシャルルをパスしたときは、最高にハッピーな気分だった。かなりの接近戦になったが、もしあのようなバトルができないのなら、家にいた方がましだと思う。Aston Martin Red Bull Racingのみんなに大きな感謝を伝えたい。どんな週末でもみんな本当によくやってくれたし、アップグレードもうまく機能したと思う。ここにいるクルーやファクトリーのスタッフ、そしてもちろんホンダのみんなにも感謝している。彼らにとっては、ここまでの間、簡単な道のりではなかったと思う。彼らのためにも、今日勝利できたことは本当に最高だったと思う」
ピエール・ガスリー (7位)
「今日は厳しく、難しいレースだった。第1スティントではソフトタイヤで思うようなペースがなく、前のマシンにも引っかかってしまった。第2スティントでは序盤にプッシュしすぎて、ピットアウト後の2周を終えた時点でタイヤを傷めて大きなブリスターができてしまった。そこからはペースを上げられず、ランド(ノリス)を捕らえることができなかった。新たなアップグレードによりマックスがうまくいってよかった。素晴らしい仕事を成し遂げてくれたことがポジティブだし、次のシルバーストンが楽しみだ。僕自身についてはパフォーマンスに満足できていないし、もっとレースをうまく進められればと思っている。僕には競争力があるけど、まだやるべきことが残っている。マシンから何を引き出せるのかをきちんと見つけられていないので、プッシュし続けていかなければならないけど、マシンがうまく機能しているのは分かったし、今後のレースに向けて、僕たちの方向性は正しいと思う。もっとたくさんのことを学ばなければならないし、チームメートのマックスからも得ることがあるはずだ。もっと結果を出したいし、僕にはそれができるはずだから、取り組み続けていく」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング