レッドブル F1
レッドブルは、F1スペインGPで投入したアップデートは1周あたり0.4秒の価値があったと述べた。

フェラーリ、メルセデスのトップ2とのギャップを縮めることを目指すレッドブルは、F1スペインGPにアップデートを投入。当初は“Bスペック”を投入するとされていたが、見た目上にはそれほど大きな変化は見られなかった。

予選ではマックス・フェルスタッペンがポールタイムから0.6秒差の5番手を獲得したが、決勝ではレースウィナーのルイス・ハミルトン(メルセデス)から75秒差の3位でチェッカーフラッグを受けた。

最終リザルトでの大きな隔たりにもかかわらず、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、チームの全体的なパフォーマンスとアップデートの効果に満足していると語り、それがいくつかの方向性を提供したと考えている。

「全体として週末を見れば、いくつかの問題に見舞われていたのは確かだが、クルマには間違いなく進展が見られた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「ダニエルはかなり孤独なレースであり、ボッタスのリタイアの恩恵を受けた。レースの途中で我々はエンジン寿命をセーフするためにエンジン出力を下げた。相当な数のイベントを走らなければならないからね」

「上勢のマシンのペースはかなり著しいものだったし、我々にはまだやらなければならないことはたくさんある。今週末、我々は進歩を果たしたと感じているし、それは開発のための非常に明白な方向性を与えてくれた。今後のレースでそれを利用できることを期待している」

クリスチャン・ホーナーは、バルセロナに持ち込んだアップデートは中・低速コーナーをターゲットとしたものであり、1周あたり0.4秒の価値が見積もっている。

「アップデートは中・低速にかなりの焦点を当てており、そこでのクルマはよりまとまっていたとドライバーはコメントしている」

「我々がここでパフォーマンスを加えたのは確かであり、エンジニアにどこに集中するべきかの明白な方向性を与えた」

「我々は今週末0.4秒をクルマに加えたと感じているし、さらなる開発のための良い方向性、かなり興味深い情報、データを与えてくれた」

「ルールは多くの側面でまだ未熟であり、我々はかなり多くのことが進行している。多くのゲインを見い出せる場所がたくさんある」

「メルセデスはここに大規模なアップデートを持ち込んだが、現状のトラックポジションは同じままであり、今週末は我々が少し近づいたと感じているし、開発の方向性をより深めることができた」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング