レッドブル F1 トリックサスペンション
レッドブルは、F1でトリックサスペンションが禁止されたことがF1オーストラリアGPでの低迷に繋がったとの見方を否定した。

F1オーストラリアGPでは、予選でマックス・フェルスタッペンがトップから約1.5秒差をつけられ、決勝でも約28秒差の5位でレースをフィニッシュ。マシントラブルが多発したダニエル・リカルドはバトルに加わることができなかった。

シーズン前、フェラーリがアクティブサスペンションを模倣した“トリックサスペンション”を告発したことを受け、FIAはメルセデスとフェラーリのサスペンションに違法との判断。両チームは同サスペンションシステムの撤去を強いられた。開幕戦では、そのフェラーリが見事優勝を飾っている。

精巧なデバイスの撤去を強いられたことが低迷を招いているのではないかと質問されたレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「私はそうは思っていない」とコメント。

「非合法化されたサスペンションシステムは、我々が冬の間に開発を検討していたものだ。正直、それを走らせる能力が我々にあったとしても、重量の関係でクルマには搭載しなかっただろう」

「我々はプレシーズンに走らせていたものを走らせている」

ダニエル・リカルドは、F1オーストラリアGPで競争力がなかった理由はわからないと語る。

「フリー走行1回目ではかなり競争力があったし、僕たち自身もまだいくらか維持していた」とダニエル・リカルドはコメント。

「その意味では僕たちはかなり堅実だったように思う。フリー走行1回目ではスーパーソフトでしか走らなかったので、そのあとタイヤや燃料などの全てを計算し、全てを合せててみたら、実際にはフリー走行1回目よりも遅くなっていた」

「トラックの進化は原因ではなかったと思う。ストリートサーキットでは普通のことだ。僕たちはパフォーマンスを失っていたように感じたけど、現時点では明確な答えはない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング