レッドブル、F1イタリアGPで両ドライバーに6基目のエンジンを投入
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前戦F1ベルギーGP後、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、パワーキットであるモンツァを前に2台のRB11に6基目のエンジンが必要になる“可能性が高い”と述べていた。
「今週末は2台ともペナルティを受けることになる。6基目のパワーユニットだ」とコメント。
「我々が持っているユニットはマイレージが尽きている。シーズン週末にむけてやれることをやる必要がある」
「モンツァで戦略的にそれを実施することに決めた。75%が全開のトラックであるし、もちろん、我々が一年で最も強いサーキットではないからね」
ルノーのパワーユニットは、ライバルのメルセデスやフェラーリと比較してパワー面で大きく劣っていることがわかっており、ニューカマーのホンダでさえ、ルノーよりも25馬力は上回っていると考えている。
F1ベルギーGPでは、マクラーレン・ホンダが、規約変更をうまく利用して、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンに2度のエンジン交換を実施。合計で105グリッド分の変更を施したが、両ドライバーは最後列スタートというペナルティのみに収まった。
これを受け、レッドブルとルノーも類似した戦略を採る可能性もある。
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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1イタリアGP