レッドブル、トロ・ロッソを買収
レッドブルが、ゲルハルト・ベルガーが保有するトロ・ロッソの株式50%を引き継ぎ、100%を保有することを発表した。

レッドブルは、声明の中で「声明の中で、「競技当局の承認を前提に」共同オーナーだったゲルハルト・ベルガーが所有する50%の株式を買い戻したと述べた。

これにより、ディートリッヒ・マテシッツが率いるレッドブル社は、レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソという2つのF1チームを所有することになる。

マテシッツは、今年初めに、自身が所有するトロ・ロッソの株式50%を売却する意向を示していたが、今回、再びトロ・ロッソを再びレッドブル傘下におさめることを選んだ。

ゲルハルト・ベルガーは、「私はチームの再建とその過程において、これほどまでに効果的に自分の知識を活用して、熱心にF1に携わるディディのような人間をサポートできることを本当にうれしく思う」と述べた。

マテシッツも「ゲルハルトの多大なる協力に本当に感謝している。2008年以降も我々は共にトロ・ロッソをまとめ、常に予選でトップ10に入り、そしてチャンピオンシップポイントを獲得できるよう努めていくつもりだ」と話している。

当初からレッドブルが財政面の責任を担い、ベルガーがチームの技術部門について集中して取り組んできた。

「共同事業において、1人のパートナーによる100%の株式をもつのは、初期段階でのみ有効だというのが私の考えだ。その段階も終わった。だから、レッドブルが再び株式を引き継ぐのだ」とマテシッツは語る。

「レッドブルは今後、これをベースとしてトロ・ロッソを単独で運営するが、ベルガー・ロジスティク(ベルガー所有の運送会社)とは提携を継続する」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / トロロッソ