エイドリアン・ニューウェイ
エイドリアン・ニューウェイが、レッドブルでの3年連続となるコンストラクターズタイトル獲得について語った。

2006年にレッドブルに移籍したエイドリアン・ニューウェイは、2009年にチームを初優勝に導くRB5を設計。その系統を継ぐマシンで2010年からコンストラクターズ3連覇を達成した。

「素晴らしい年になった。ハットトリックを達成することができたのは、チームの全員の大きな努力の賜だ」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。

「自分達の基準を高く維持し、それを一貫して来れたことの証明だ。ミルトンキーンズの人々の才能、献身的で真面目な仕事に対する姿勢、それがこの全てだ。彼らには、今夜、祝杯を挙げてもらいたい」

今年は、ブラウン・ディフューザーの禁止により、レッドブルにとってはチャレンジな一年となった。

「我々は常にいかにクルマを改善できるか、今後のレースで何ができるかを考えている。残念ながら、私のシーズン前の懸念が的中してしまい、今年は大変な年となった。それまでの2年間は排気技術を中心にクルマの開発を行って来たため、それを失ったことによって、我々はライバルチームよりも大きく後退することになった。自分達が望むポジションにクルマを戻すのは、かなり困難な道のりだった」

「3度目のタイトル獲得によって、我々の力が本物であることを証明することができた。頂上に立ち続け、クルマを理解し、パフォーマンスのレベルを維持するのは、簡単なことではない」

「初めてタイトルを獲得した時は本当に嬉しかった。マクラーレンからレッドブルへの移籍は、私にとってはちょっとしたギャンブルだった。ほぼ立ち上げから関わったチームと共にレース優勝を目指す、という夢を持ってこのチームに加わった。その夢を実現することができ、3度のタイトル獲得を成し遂げることができた」

「誰もが夢を持つことができるが、実際にそれを経験できるのは特別なことだ。私個人だけではなく、チーム全体にとってだ。これは、その中にいる全員の努力の賜だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング