レーシングブルズ、2026年F1マシン「VCARB03」をイモラでシェイクダウン
レーシングブルズの2026年F1マシンが、ついにサーキットでその姿を現した。チームはイモラでデモンストレーションイベントを実施し、新車VCARB03の初走行を行っている。

今回の走行は、F1チームに年間2回まで認められているデモンストレーションイベントのひとつとして実施されたものだ。多くのチームと同様、レーシングブルズF1もプレシーズン段階でこの機会を活用し、新車のシェイクダウンを行う選択をした。

イモラで始動したVCARB03
レーシングブルズF1は火曜日、イタリアのイモラ・サーキットでデモンストレーション走行を実施し、2026年F1マシンVCARB03をコースに送り出した。

現時点で詳細な情報は多くは明らかになっていないが、走行時のヘルメットから、ステアリングを握っていたのはリアム・ローソンだった可能性が高いとみられている。

レーシングブルズF1は水曜日にも再びイモラに戻り、今度はチームに年間2日まで認められているフィルミングデーの一環として走行を行う予定だ。

フィルミングデーでは、最大200kmまでの走行が許可されており、この距離上限は最近のレギュレーション変更によって、従来の100kmから倍増された。

フィルミングデーと専用タイヤ
デモンストレーションやフィルミングデーを実施する際、チームは専用に用意されたピレリのタイヤコンパウンドを使用する必要がある。

フィルミングデーは、プロモーションやマーケティング素材の撮影という目的だけでなく、プレシーズンに実施される場合には、冬休み明けの感覚を取り戻すための貴重な走行機会としても機能する。

イモラでの走行を終えた後、VCARB03は本格的な公式テストプログラムに臨む。公式テストは、1月26日から30日までの5日間、バルセロナで開催される予定だ。

レーシングブルズ / ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

開幕戦前から加速する開発競争
チーム代表のアラン・パーメインは、新レギュレーション初年度となる2026年シーズン序盤では、開発競争が極めて激しくなると見ている。

「ほとんどのチーム、我々も含めて、オーストラリアにアップデートを持ち込むと思う」とパーメインは、2025年末に行われたPlanetF1.comの独占インタビューで語った。

「バルセロナでテストするマシンと、メルボルンに持ち込むマシンは同じではない。大きなアップデートが入るはずだ」

さらに彼は、開発スケジュールと性能の関係についても言及している。

「レギュレーションは以前から分かっていた。我々は2025年1月1日から風洞でマシン開発を進めることができた」

「今は、全チームがまったく同じ課題に直面している」

「単純に言えば、開発を後ろに引けば引くほど、マシンは速くなる。できるだけ長く風洞にかけたいし、メカニカル設計はできるだけ遅くまで確定させたい」

「エンジンの搭載やラジエーター配置はサイドポッド設計に影響し、それがフロアに影響し、最終的にはダウンフォースに影響する」

「すべて、すべての作業がパフォーマンスのために行われている。だからこそ、そのタイムラインは自分たちで決めていくことになる」

レーシングブルズF1にとって、VCARB03のイモラ初走行は単なるデモンストレーションではなく、2026年F1シーズン本番に向けた開発競争のスタートを告げる重要な一歩となった。開幕戦が行われるメルボルンまでの限られた時間の中で、マシンはすでに進化を続けていくことになりそうだ。

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カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB / F1マシン