キミ・ライコネン 「諦める理由などない」

フェラーリは、スペインGPで大幅な空力アップデートとダブルディフューザーを投入して大きな進歩を見せたが、トルコGPでは苦戦を強いられた。
ライコネンは、トルコGPのパフォーマンスが後退していたことを認めるが、パフォーマンスは落ち込むものではないと感じている。
「チームは、マシンを改善して上位とのギャックを縮めるためにハードワークを続けている。低速コーナーでの状態は良くなったし、本当に競争力があると思う。一方で高速コーナーでは苦しんでいる」
「諦める理由などない。ただ忍耐が必要だ。それはイスタンブールでのレースの前にも言っていたこと。僕たちに良い結果を成し遂げるポテンシャルがあることはわかっている」
「シルバーストンでは全てがうまくいくことを期待している。好きなサーキットの1つだしね。フェラーリはシルバーストンで伝統的に良いし、それを守れたら素晴らしいね」
ライコネンは、トルコGPでチームがもっと良いパフォーマンスを期待していたことを認めた。
「スタートが決定的だった。モナコだけでなく、イスタンブールでも、トラックのダーティな側からのスタートは非常に難しくなる。両方のトラックはスタートラインと1コーナーがとても近いので、KERSのアドバンテージを利用することができない。ライトが消えて、他のマシンが1コーナーへ入っていき、僕はポジションを失ってしまった」
「アロンソとの戦いで、フロントウイングを彼のホイールに当ててしまい、それがダメージとなってダウンフォースを牛なた。ピットストップでノーズを交換したけど、改善するには遅すぎた。もし、それが起こっていなかったら、ポイントを得られたかもしれない」
「高温ということもあり、僕たちはレースで十分な速さがなかった。ブラウンGPやレッドブルと比べてだけでなく、ウィリアムズやトヨタと比較してもね」
カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ