キミ・ライコネン(フェラーリ)
モナコGPではノーポイントに終わったキミ・ライコネン。しかし、ライコネンはチャンピオンシップに向けて気持ちを切り替え、カナダGPに挑む。

「モナコは過ぎたことだ。大きな打撃となったけど、どうすることもできない。ウェットのトラックでグリップを得るのに苦労した。通常、僕はあのようなコンディションで運転するのが得意なんだ。だから原因を調べなければならない。9位もノーポイントも好ましくなかった。今シーズンポイントを逃した初めてのレースだ。同じことを繰り返してはいけない。チャンピオンシップ争いはとても激しいものだからね」

「カナダGPのための特別な準備は、ポール・リカールのテストの最終日に計画していた。残念なことに、その日は雨で、あまり多くのことができなかった。でも、全員が同じ条件だ。フェラーリはカナダで偉大な伝統を持っているし、そこでのバランスがいいと期待している」

「予選はさらに重要なものになる。可能な限りマシンをベストなセッティングにするために、週末の初めからうまく作業することが重要だ。モナコではギャップがかなり小さく、上位5台はコンマ2秒のなかにいた。

「モントリオールではブレーキキングと縁石を乗り越えるときのスタビリティがかなり重要になる。F2008は、昨年のマシンと比べて、それらの部分が大きく改善されている。もちろん、それを確認するには金曜の最初のプラクティスセッションまで待たなければならないけどね」

「ニュートラルなグランプリの記憶がないし、次の日曜日もそうなると予想している。もしそうなったら、集団のバランスのために、戦略に本当に注意しなければならない。実際にルールを考えると、このような状況で勝つには、運が本当に重要になる。セーフティカーの導入がチャンスになることを願っている。」

「シーズンの始まりに行ったように、タイトルは最後の瞬間までわからないと思う。シーズンの3分の1が過ぎて、僕たちは35ポイントを獲得し、2番手にいる。多かれ少なかれ予想どおりだ。何も勝っていないし、何も失っていない。モナコのレースの後、うろたえても仕方がない。去年に比べると、状況はずっといいからね。週末に向けてアプローチを変えるつもりはない。勝つことが目標だし、ベストを尽くすよ。」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ