ローレンス・ストロールも新型コロナウイルスに感染 / レーシング・ポイントF1
レーシング・ポイントF1のチームオーナーであるローレンス・ストロールも新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになった。

レーシング・ポイントF1のドライバーであり、オーナーの息子ランス・ストロールは、F1アイフェルGPの決勝日の朝にスイスに帰国し、その日の午後に受けた新型コロナウイルス検査で陽性反応が出ていたことを発表している。

ニュルブルクリンクでのレースを欠場したランス・ストロールは、体調は“素晴らしい状況”にあると感じており、今週末のF1ポルトガルGPには出場を予定していると述べていりゅ。

その後、チームオーナーで父親のローレンス・ストロールも新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになった。

レーシング・ポイントF1の広報担当は、ローレンス・ストロールは10月8日(木)にアストンマーティンの英国本社を訪問し、金曜日に検査を受けた際には陰性だったと説明。

その後、スイスに帰国したローレンス・ストロールは10月11日(日)の夜にレーシング・ポイントF1のプロトコルに従って別のテストを実施し、陽性反応が出たという。

ローレンス・ストロールは、9月27日のF1ロシアGPにも、10月11日のF1アイフェルGPにも参加していなかった。病状としては無症状であり、スイスの検疫規則に従って強制的な10日間の隔離期間を完了している。

先月ムジェロで開催されたF1トスカーナGP以降、レースに参加していなかったローレンス・ストロールは、現在は仕事に戻っているという。

それぞれのタイムラインを考えれば、ローレンス・ストロールとランス・ストロールは、陽線反応が出る前にF1アイフェルGPの週末に接触はしていない。

レーシング・ポイントF1は、10月21日(水)に声明を発表した、チーム代表兼CEOのオトマー・サフナウアーが、ランス・ストロールの新型コロナウイルス検査のタイムラインを明確にし、すべてのプロトコルに従っていたと主張している。

オトマー・サフナウアーは、胃のむかつきを含めたランス・ストロールの症状について、医師からは新型コロナウイルスの検査が必要だとのアドバイスはなかったと赤らかにしている。

「彼は自分の症状が新型コロナウイルスを示しているとは思わず、医師に相談したが、検査が必要であるとアドバイスは受けなかった。この臨床評価に基づいて、当時、病気の性質についてFIAに通知する必要はなかった」とオトマー・サフナウアーは語った。

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カテゴリー: F1 / レーシングポイント