角田裕毅は13番手 … F1カタールGP フリー走行1 結果・タイムシート
2025年F1カタールGP フリー走行1の結果・タイムシート。11月28日(金)にルサイル・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのフリープラクティスが行われた。

トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は13番手でセッションを終えた。

■ マクラーレンがワンツー、ピアストリ最速で強力な滑り出し
FP1はオスカー・ピアストリが1分20秒924でトップ、0.058秒差でランド・ノリスが続き、マクラーレンがワンツー発進。アロンソが3番手と上位勢ではアストンマーティンが好調の一方、レッドブルとフェラーリはセットアップに苦しむ展開となった。

■ フェルスタッペンがマシンに不満、ステアリングとシフトに問題
フェルスタッペンは「ステアリングが急に変だ」「シフトがめちゃくちゃだ」と無線で連続報告。さらにターン6のトラクションにも悩むなど、RB21は依然フィーリングが安定せず、6番手にとどまった。

■ 若手勢が存在感、ハジャーとベアマンが上位に食い込む
後半のソフト投入でタイムが大きく動き、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが5番手に入り、ハースのベアマンも一時上位に躍進。中団勢の勢力図が大きく変わる週末になる可能性が示された。

■ フェラーリは改善途上、ルクレールはステアリングに不満
ルクレールは「何も感じられない」とステアリングの違和感を訴えつつ8番手、ハミルトンも12番手とフェラーリは依然セットアップに課題を抱えたまま。コースオフも目立ち、最適解の模索が続く。

■ タイヤ25周制限が週末の戦略を左右、FP1はハード消化が中心
全タイヤに「最大25周」の周回制限が課されたため、FP1序盤はハードで周回を稼ぐ“消化走行”が主体。ミディアムはスプリント予選と決勝で必須となるため温存され、ソフトは終盤のタイムアタックに集中した。

■ 路面は低グリップでミス続出、週末に向けて路面改善が鍵に
ルサイルはサポートレースが少なく、序盤は非常に滑りやすい状況。ターン15を中心にオフが多発し、ドライバーは慎重なアプローチを強いられた。路面が急速に改善するスプリント予選以降で勢力図が変動しそうだ。

2025年F1 カタールGP フリー走行1 結果・タイムシート

PosNoドライバーチームタイムGAPLAP
181オスカー・ピアストリマクラーレン1分20秒924 29
24ランド・ノリスマクラーレン1分20秒9820.05828
314フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分21秒3100.38626
430カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分21秒4040.48020
56アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分21秒5030.57930
61マックス・フェルスタッペンレッドブル1分21秒5040.58027
723アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分21秒6090.68529
816シャルル・ルクレールフェラーリ1分21秒6680.74431
918ランス・ストロールアストンマーティン1分21秒6690.74526
1012アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分21秒6980.77432
1127ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分21秒7830.85923
1244ルイス・ハミルトンフェラーリ1分21秒7940.87028
1322角田裕毅レッドブル1分21秒7960.87228
1463ジョージ・ラッセルメルセデス1分21秒8240.90033
1587オリバー・ベアマンハース1分21秒9261.00226
1698ガブリエル・ボルトレトザウバー1分21秒9261.00229
1731エステバン・オコンハース1分22秒0961.17230
1810ピエール・ガスリーアルピーヌ1分22秒4241.50025
1955リアム・ローソンレーシングブルズ1分22秒5621.63830
2043フランコ・コラピントアルピーヌ1分23秒5292.60526


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カテゴリー: F1 / F1カタールGP / F1レース結果