F1 ポルシェ アンドレアス・ザイドル
F1チームが、元ポルシェでLMP1チームを率いたアンドレアス・ザイドルの獲得を目指していると報じられている。

ポルシェは2017年限りでFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスから撤退。チーム代表を務めてきたアンドレアス・ザイドル(42歳)は、ポルシェのフォーミュラEプログラムを統括する役割を与えられている。

アンドレアス・ザイドルは、2009年までBMWザウバーF1チームに在籍し、その後2012年にBMWのDTM(ドイツツーリングカー選手権)の責任者を就任し、ブルーノ・スペングラーのタイトル獲得に貢献した。

その後、2014年にポルシェのLMP1プログラムを率いて、2015年から2017年にWECのダブルタイトルを3連覇。その3シーズンではル・マン24時間レースもすべて制するという素晴らしい経歴を積んできた。

ポルシェは、2021年のエンジンルール策定の会議に出席していたが、F1参入をコミットしていない。それにより、アンドレアス・ザイドルはF1への転向を決断したとされている。

アンドレアス・ザイドルが、どのF1チームに加入するかはまだ明らかになっていないが、様々なチームが獲得を狙っていると報じられている。

そのひとつに挙げられているのがフェラーリだ。アンドレアス・ザイドルは、BMW時代にセバスチャン・ベッテルのF1デビューを見守っており、ベッテルのことをは良く知っている。だが、フェラーリの広報担当はチームのマネジメント変更の予定はないとこの噂を否定している。

ウィリアムズとマクラーレンもチーム再建を進めているが、どちらもトップレベルの役職に空きはない。

また、Speedweek は、メルセデスがアンドレアス・ザイドルのために“新たなポスト”を設けてオファーしていると報じている。

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カテゴリー: F1 / ポルシェ