F1シュタイアーマルクGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
ピレリは、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

ピレリは、開幕戦と同じく、第2戦でもC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドを選択。決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用されなければならない。土曜日は雨天となったため、ドライタイヤは使用されず、全ドライバーが3種類とも新品タイヤを残している。

また、予選がウエットだったためスタートタイヤを自由に選択できる。各チームがどのような戦略を選んでくるかが見ものだ。
F1シュタイアーマルクGP 決勝:タイヤ戦略予想
ピレリは、開幕戦と同じくF1シュタイアーマルクGPでも最速の戦略はソフト-ハードと繋ぐ1ストップ戦略。だた、ピットストップのウインドウは28~33周と伸びている。前戦の予想とは異なり、2番目に最速の戦略はミディアム-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略となった。この場合は30~35周目がウインドウとなる。

開幕戦は3回のセーフティカーが入り、そこでのタイヤ交換がレースの命運を大きく分けた。第2戦はどのような展開になるか。注目の決勝は22時10分(15時10分)からスタートする。

F1シュタイアーマルクGP 決勝:各ドライバーの持ちタイヤ数

マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
「ドライバーにとっては簡単な予選セッションではなかった。FP3がなく、予選では初めてウエットタイヤを履いた2020年型マシンを経験することになり、それがグリッド上でいくつかの興味深いサプライズにつながった。予測不可能で極限のコンディションの中でチームとドライバーは変化する状況に素早く適応しなければならなかった。雨の予選となったため、トップ10がQ2タイヤでレースをスタートしなければならないという通常のルールは適用されず、明日は全員が自由に選択することができる。それによっていくつか違う戦略の可能性が広がるはずだ」

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