F1 ピレリとフェラーリ、新型肺炎の影響で18インチタイヤのテストを中止
ピレリとフェラーリF1チームは、新型コロナウイルスの流行によってイタリアでの規制が厳しくなっていることを受け、3月5日(木)にフィオラノのテストトラックで予定されていた2021年18インチF1タイヤのテストを延期することに同意した。

フェラーリは、2021年の18インチタイヤのテストプログラムの一環として木曜日にウェットタイヤのテストを行う予定だった。それは先週のF1バルセロナテストから開幕戦オーストラリアGPまでにF1マシンが走行する唯一の機会でもあった。

しかし、ピレリは「世界的な新型コロナウイルスの発生により、スクーデリア・フェラーリとピレリが採用した会社制限ポリシーのため、3月5日に予定されているフィオラノでの2021年の18インチ・ウェットタイヤテストは延期しなければならなくなった」と声明で述べた。

「できるだけ早くフィオラノでのテストのスケジュールを変更したい」

一方、F1バーレーンGPの主催者は、レースに参加するチーム、メディア、その他に渡航者に対し、潜在的な渡航問題に対処するための幅広い計画の一環として、到着前の14日間に人員が影響を受ける国に出入国するかどうかを明確にするように依頼した。

国のリストには、イタリア、日本、中国(香港を含む)、イラン、イラク、韓国、マレーシア、シンガポール、エジプト、レバノン、タイが含まれる。

また、バーレーンに向かう途中でドバイを通過する予定があるかどうかを宣言するよう求められている。

エミレーツ航空はメルボルンからの移動の数少ない選択肢の1つだが、最近ではドバイ/バーレーンのフライトが制限を受けている

また、ベトナムは3月2日(月)にイタリア人のビザなし入国を一時停止することを発表している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ピレリ / スクーデリア・フェラーリ