ピレリ、2020年に使用するF1タイヤの最終期限を12月9日(月)に設定
ピレリは、2020年のF1世界選手権で2020年仕様のタイヤを使用するか、もしくは2019年仕様のタイヤを継続使用するかどうかを12月9日(月)までに決定しなければならないとしている。

F1チームは、ヤス・マリーナ・サーキットで2日間のタイヤテストを実施。ピレリは、2020年と2019年の両方のタイヤを提供し、F1チームが両方のコンパウンドを比較できるようにした。

だが、F1アメリカGPの金曜日にF1チームが初めて2020年F1タイヤをテストしたときのように、今週のプログラムでもピレリの最新コンパウンドに完全に満足しているドライバーはほとんどいないようだ。

火曜日に146周を走行したハースF1チームのロマン・グロージャンは、新仕様のF1タイヤに感銘を受けていないようだ。

「いくつかのポジティブなものがあったし、ネガティブなものがあった」とロマン・グロージャンはコメント。

「初期段階だ。大きな変化だし、誰もが望んでいるものか? ノーだ。新しいタイヤに非常に満足しているかと聞かれえるならば、真実を言わなければならない。サーマルデグラデーションや他のマシンに追従する際のセンシティビティのような問題を解決しているかと言えば、完全に問題を変えるものではない」

2日間のテストが終了、チームはデータを分析し、FIA(国際自動車連盟)にフィードバックを送信する。その後、FIAはピレリと適切な行動方針を決定する。

ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは「12月9日(月)が決定の期限だ」と Racefans にコメント。

「次のステップは、すべてのチームがデータを分析し、FIAにフィードバックを送信することだ。彼らフィードバック、意見、提案などをね」

「もちろん、我々も分析も行い、決断を下す。12月9日にオーストラリアとバーレーンのコンパウンドを選択するためにノミネートする必要がある」

「開幕4戦のためのコンポーネントを選択する。なぜなら、バルセロナでのプレシーズンテストまでには何も起こらないからだ」

「チームはオーストラリアとバーレーンの選択とバルセロナでのプレシーズンテストのために我々に返信するために1週間ある」

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カテゴリー: F1 / ピレリ