各ドライバーの持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
ピレリは、2019年 F1シンガポールGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

ピレリは、ストリートサーキットとなるマリーナベイにC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という最も柔らかいコンパウンドを選択。レースではC3とC4のいずれか1セットを使用されなければならない。

ピレリによると、F1シンガポールGPでの最速の戦略はソフト‐ミディアムと繋ぐ1ストッパー。16~20周目をタイヤ交換のタイミングとしている。2番目に最速の戦略はミディアム‐ハードとつなぐ1ストッパーでこの場合はミディアムのタイヤ交換のタイミングを28~32周目と推定している。わずかに遅い戦略としてソフト‐ハードとつなぐ1ストップを挙げた。この場合は14~18周目をタイヤ交換のタイミングとしている。
F1シンガポールGP 決勝
マリオ・イゾラ(カーレーシング責任者)
「まるで実際のレースのように最初から最後までエキサイティングな予選だった。ミディアムとソフトでは1秒を超えるタイム差があるため、結局は全員がソフトを選択してQ2を通過した。従ってトップ10はこのコンパウンドで明日のレースをスタートすることになる。Q3の最後のランは正しいタイミングで行うのが決定的に重要で、ルクレール(フェラーリ)はチャンスを最大限に生かして驚くべきアタックをやってみせた。計算上は、明日のレースをソフトでスタートすることが戦略的に最適であるが、現実にはシンガポールでは何が起こっても全く不思議ではないことを我々は過去に見てきた。そして、グリッド後方からでさえも活躍できるタフなレースになるのは間違いない」

F1シンガポールGP 決勝

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1シンガポールGP